2020-01-04
アンダービースティー、TSUTAYA O-EASTで行なった元旦ワンマン公演の模様をレポート!!
2020年1月1日にTSUTAYA O-EASTを舞台に行なわれた、アンダービースティーの年明けワンマン公演『UB元旦ワンマンライブ2020~あけおめbeasty~』。この日のライブでアンダービースティーは、春にエイベックスからのメジャー流通でシングル「Real Blade」を2-TYPE発売することを発表した。「Real Blade=本音」の言葉が示すように、表題曲は、メンバーらが心に秘めていた本音を歌詞に詰め込んだ、今の、そして未来へ向けたアンダービースティーの立ち向かう姿勢を示した楽曲。ここからは、元旦から大勢の観客たちで埋めつくされたワンマン公演の模様をお伝えしたい。
元旦公演とはいえ、奥の扉まで大勢のファンたちが詰めかけた場内。ライブは、愛でたい初日の出の映像を通した新年の挨拶とメンバーの紹介映像から厳か…どころか、轟音響かせ始まった。
ライブは、『hapiness to you!』のサビをアカペラで歌う春乃友夢の声から幕を開けた。眩いスポットに照らされ、彼女は言葉を紡ぐように歌い続ける。「絶対に幸せになれるよ」の声を合図に『happiness to you!』の演奏が熱狂を求めるように駆けだした。疾走する楽曲に合わせ、フロア中から沸き上がる絶叫・絶叫・絶叫。野太い声のエールを受け、舞台上の5人は、気持ちを熱く押す楽曲へ心を押されるように「絶対、絶対幸せになれるよ」と笑顔で熱唱してゆく。ワンマン公演ではバンドを従えて行うことが通例のアンダービースティーだが、この日はオケを背景としたステージング。でも、それは何もハンデじゃない。むしろ、想いを届ける彼女たちの歌声が、感情の揺れるまま生々しく心に突き刺さったのが嬉しかった。メンバーへ向け、フロアから飛び交う絶叫の数々がとにかく凄まじい。「絶対」「絶対」と共に大声を上げ互いに作りあげた、絶頂を覚えるいくつもの幸せな瞬間。ライブは、最初から凄まじい熱狂と興奮渦巻く様相を呈していた。
沸き上がった熱へ、妖しい香りを降り注ぐように、5人は麗しき女神となり『occult propose』を歌唱。愛しい人へ想いを注ぐよう、5人は心を一つに熱く妖艶に歌いかける。この歌へ触れるたび、永遠を誓う情熱的な想いへ同じように想いを重ねたくなる。観客たちを巧みに煽る春乃友夢の手腕は、この日も冴えていた。5人の力強く一つになった大サビのハーモニーへ、魂が熱く昂る。ずっとずっとこの熱の中へ包まれ、一緒に飛び跳ね騒ぎ続けたい。
楽曲は熱とパワーを一気に倍増。激しく、攻撃的な姿勢を持ってアンダービースティーは『TOKYO monster』をぶつけてきた。重厚な音に乗せ挑発するように。いや、今にも挑みかからんばかりの勢いを持って5人はせまってきた。フロアからは、彼女たちを求める無数の手が絶叫と共にステージへ伸びていた。低音声を活かした声で、雄々しく挑発するメンバーたち。可愛らしい表情のままに心の牙を剥きだす姿へ触発され、気持ちが熱く昂りだす。ノンストップで、むしろ、楽曲を重ねるごとに挑発を強めるメンバーたち。
春乃友夢、植竹優亜、今井莉南と歌声を繋ぎ、さらに熱を膨らませるように『new journey』へ。最初からノンストップなライブはけっして珍しいわけではない。冒頭からクライマックスな熱狂にも似た風景を描き出すライブも確かにある。そのうえでアンダービースティーのライブは、どれだけファンたちとの熱狂の戦いを上乗せしてゆくかが楽しさだ。誰もが自分の限界まで突き詰めたくて、アンダービースティーの楽曲が掻き立てる興奮へ身を浸し、舞台上の彼女たちと同じく野獣となって騒ぎ続けていた。常に前へ前への姿勢のもと、沸き立つエナジーを絵筆に次々と熱を塗り重ねる彼女たち。可愛い笑顔で、あのパワフルなステージングをぶつけてくるとは、魂は相当の野獣どもだ。
楽曲は、春にシングルとして発売になる「Real Blade」のC/Wナンバーの『ANTHRO』へ。とても情熱的な楽曲だ。歌詞に綴った思いへ触発されるように、彼女たちは滾る思いを、一体化した歌声と躍動するパフォーマンスへぶつけていった。高いテンションのまま、全身から沸き上がる熱を歌声と突き上げる拳に込め歌い上げるメンバーたち。フロアでも無数の拳が彼女たちへ向かって突き上げられていた。「目を醒ませ 呼び覚ませ 吠えろ吠えろ吠えろ ANTHRO」と5人は歌いかける。歌詞に込めた感情へ導かれるように熱唱する姿に触れ、同じよう気持ちを熱く震わせずにいれなかった。
流れだした映像の中、雅な和装系衣装へ身を包んだメンバーたちが、一人一人「今年の豊富」を語りだす。その映像を受け継ぐ形でライブは後半戦へ。正月に相応しい雅な和装着物衣装に着替えたメンバーたちが披露したのが、全8曲と続くメドレーコーナー。
冒頭を飾った『deformoon』を通し、激しさの中へ艶やかなステージングを投影。手にした扇子を巧みに用い、5人は観客たちを妖しく挑発。5人の華やかな舞いも見どころだ。熱狂のギアを一気に上げるように、アンダービースティーは『DIVISION』をブースト。ふたたび観客たちを熱く挑発し出した。胸を焦がすようなドラマを描くサビ歌へ心が惹かれてゆく。楽曲は「Black Jet」へ。彼女たちは、熱狂を加速させるギアを次々と上げながら観客たちを煽り出す。フロア中に飛び交う「アーアー×2」の大合唱。何時もの熱狂の景色を描きながら、楽曲は重低音を響かせ「Past Perfume」へ。凄まじい勢いで吹き出すCo2、5人は、一体化した華やかなパフォーマンスを見せながらも、感情を揺さぶる楽曲を武器に、観客たちを一体化した歌声で挑発し続けてゆく。続く、「ARCADIA CAT」を歌うときの挑戦的な姿がなんて刺激的だったことか。そこからギアを多少シフト、艶やかな歌声も重ね合わせ、アンダービースティーは「Taboo Majic」を朗々と歌いあげた。途中、自身の姿をイラスト化し描いた巨大なカルタを個々に持ってパフォーマンス。ライブは、ふたたび爆裂した音を突き出す舞台へ。5人は「last scene」に乗せ、激しく情熱的に歌を響かせる。火傷しそうなほど熱く火照った楽曲だ。メドレーコーナーの最期は、触れた人たちを空へ導くように「Do more」へ。熱狂を引き連れながら、気持ちを心地好く昇天させるように、5人は歌声や視線をその先に広がる風景へ飛ばしていった。この季節に似合う表情を持ってこのコーナーをシメたところもドラマチックじゃない。
熱狂止まないメドレーコーナーに続き飛びだしたのが、アンダービースティーの始まりの表情『raven』だ。荘厳で妖しい、でもドラマチックな楽曲に乗せ、胸に秘めた情熱を高らかにぶつけるように春乃友夢が、植竹優亜が、今井莉南が歌いだす。重厚な曲調とメンバーたちの突き上げる拳に触発され、フロアからも熱した声と無数の拳やカラフルなサイリムの光が突き上がっていた。「這い上がれ舞この場所から あの日にはもう戻れない」、あの頃からアンダービースティーは、時に己の限界さえも超え、その羽根を休めることなく羽ばたかせ続けてきた。たとえボロボロになろうとも「目指す場所へ辿り着ける」日まで、彼女たちはけっして翼を閉じることはない。眩い光の中へ飛び込むその日まで、羽ばたく姿を追いかけながら、熱狂の拳を振り翳し、僕らも共に夢を求めたい。
最期にアンダービースティーは『fadeless』をプレゼント。これまでの熱狂を抱き締めるように優しい歌声を響かせるメンバーたち。その艶やかな姿と笑顔に全力で身体を震わせ絶叫を送る観客たち。サビで大きく手を振る姿が眩しく見えれば、それを見つめる観客たちの無邪気な笑顔がとても光輝いていた。始まりのときからアンダービースティーはそうだった。その先にある夢や野望という光をつかもうと必死に手を伸ばし続けてきた。彼女たちが手を伸ばす姿へ共鳴した人たちも、メンバーらの求めるスポットライトの輝きへ向かい、共に想いの手を伸ばし続けてきた。だからこそ彼女たちは、「繋いだ手を離さずに」と仲間たちへもそっと歌声の手を差し伸べてゆく。その声が届くたびに、また彼女たちの手をつかみたくて声を張り上げたくなる。
アンコールで披露したのが、春に発売する最新シングル「Real Blade」。ラウドロックへ重厚なエレクトロ音をミックス。最初から沸くに相応しいハイテンションなパワーサウンドが炸裂した楽曲だ。激しく攻める曲の上で5人は、ときにラップも交え煽りだす。かなり挑発した姿勢を示すように、重低音を響かせるアンダービースティーに相応しい表情だ。ダンスは、とても躍動的。英詞に絡む攻撃的なラップは、まさに新たなアンダービースティーの魅力を描き出していた。終盤に見せた春乃友夢の熱唱も、とてもインパクトがあった。
最期に彼女たちは、会場へ作り上げた熱狂へロックな衝動を重ねるように『ROCK ALIVE』を突きつけた。挑発する5人のステージングへ触発され、フロア中で跳ね続ける観客たち。この日は何時もより多少短めのワンマン公演とはいえ、そのぶん熱をキュッと濃縮。体感した熱とパワーゲージの消費量はもうエンプティ状態だ。それでも限界ギリギリまで、一緒に熱狂を貪るように「戦い続け」たかった。フロアに轟く「オイオイ」の絶叫。最期の最期まで共に飛び跳ねながら、その声と心を熱くさせ、アンダービースティーと満員の観客たちは熱狂を貪り喰っていた。
「繋げてきたこのチャンス、今、何が何でもつかみ取らなきゃと思っています。今年も一緒に走ってください。最高のスタートありがとうございました」(植竹優亜)
TEXT:長澤智典
アンダービースティー Web
http://underbeasty.jp/
アンダービースティー twitter
https://twitter.com/underbeasty
★インフォメーション★
アンダービースティー
6th single「Real Blade」
「2020年春 エイベックスからのメジャー流通でシングルリリース決定!
・発売元:VORTex/販売元:エイベックス・エンタテインメント株式会社」
収録曲 タイプA
「Real Blade」
「ANTHRO」Miyagawa Maro version
「Past Perfume」
タイプB
「Real Blade」
「ANTHRO」鳴風version
「YNDR」
SET LIST
『hapiness to you!』
『occult propose』
『TOKYO monster』
『new journey』
『ANTHRO』
『メドレー=「deformoon」「DIVISION」「Black Jet」「Past Perfume」「ARCADIA CAT」「Taboo Majic」「last scene」「Do more」
『raven』
『fadeless』
-ENCORE-
『Real Blade』
『ROCK ALIVE』
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
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