2021-04-17
SARIGIA、Natsuの生誕祭の模様をレポート。「7ヶ月連続コンセプトMV」第4弾「嫉妬-envy-」も間もなく公開!!

Natsu(G)の誕生日当日となる4月7日に、SARIGIAは東高円寺二万電圧を舞台にNatsuの生誕祭『April Summer Festival 2021~ねこふんじゃった Vol.3~』を開催した。当日の模様を、ここにお伝えしたい。
本番前にSARIGIAは、Sチケット購入者のために、ファンたちからのリクエスト曲と自分たちの楽曲を演奏する公開リハーサルを約30分ほど実施。ここではGLAYの「winter again」から、REIGNやモンストロの楽曲カバーなどを披露していた。
Natsuの生誕祭として行なわれたライブは、フロア中の人たちの意識もメンバーと同じ悪魔へ塗り替えるように、「Devil Carnival」から物語を描きだした。冒頭からノイズにも似た轟音が、身体中へ一気に降り注ぐ。その衝撃に興奮というスイッチを押された観客たちは、身体を大きく揺さぶり、時に跳ねながら、身体中から沸き立つ熱をメンバーらへぶつけだす。熱と熱を交わし合う行為を通し、いつの間にかフロア中の人たちも悪魔の化身に心が染まってゆく。
フロア中から突き上がる無数の拳。「Die,Die,DIE」の演奏に合わせ、大勢の人たちが身体を半身に大きく拳を振り回していた。舞台上から降り注ぐ轟音が、「感情のストッパーを破壊してしまえ」「もっともっと騒ぎ狂え」と言わんばかかりに、見ている人たちの感覚を刺激してゆく。客席後方ではライブ自体を俯瞰してゆく人たちもいたが、フロアの大半は、暴れ騒ぐ人たちの姿で支配されていた。
「やろうか!!」「暴れて行こうか!!」。火照った身体から熱を発し続ける観客たちへ闘いを挑むように、アスカが「自己愛的自虐思想の歌」を歌いながらけしかける。いつの間にかNatsuや翔磨も舞台の最前まで身を乗り出し、観客たちに熱した音の矢を次々と突き刺していた。序盤から、舞台上も客席も、感情を、闘争本能を剥き出しに、沸き立つ気持ちをぶつけあっていた。 髪の毛がざんばらと乱れる光景が最高だ。
たとえ声を出せない環境だろうと、熱くなる気持ちを抑える理由はない。むしろ、沸き立つ気持ちをどれだけ沸騰して互いにぶつけあえるかだ。「お前らのその頭を捧げてこい」。アスカの声を合図に飛びだしたのが、7 ヶ月連続会場限定販売SINGLE第3弾曲の「色欲-lust-」だ。手拍子をしながら煽るアスカに合わせ、同じく手拍子を返す観客たち。サビでは、飛び跳ねながら、手にしたタオルを大きく振りまわす観客たちの姿も。腹の奥底までズンズンと重く響く演奏に、気持ちを掻き立てられないわけがない。会場中の人たちが大きく両手を振りかざし、ずっと跳ね続けていた。
さぁ、もっと狂ってくれと言わんばかりに、SARIGIAは「S.D.S」を突きつけ、観客たちの理性をすっかり消し去ろうとしていた。舞台前のバーに足を乗せ、観客たちを煽るアスカ。声を出せないぶん思いきり頭を振り乱し、想いをぶつけ返す観客たち。途中、身体を折り畳む景色も作りながら、ダークで重厚でヒステリックな音の衝撃をSARIGIAは叩きつけていた。
「拳でこい!!」。ダークでノイジックな楽曲だ。でも、胸を揺さぶる切なくもメロウな歌に、胸が強く惹かれてゆく。「Deep;er」は、身体も、気持ちも、熱く沸き立てるドラマチックな楽曲だ。緩急や激烈/メロウと2つの表情を巧みに交錯しながら、SARIGIAはフロア中にヘドバンと花咲く2つの光景を描きだしていった。
MCでは、この日の主役Natsuが、誕生日当日にライブを開催出来た喜びを語っていた。昨年はコロナで当日開催が出来なかったからこそ、誕生日当日に、ファンたちと一緒にこの時間を過ごせることをNatsuは素直に喜んでいた。Natsuにとって、誕生日当日に生誕祭を行なえるのは3回目にして初。その喜びをファンたちと嬉しそうに分かち合っていた。
後半は、観客たちを悪夢の世界へ導き入れようと「in NIGHTMARE」を演奏。身体をつんざく重厚な音がふたたび舞台上から襲いかかる。ホラーでサタニック、ラウドでパワフルな楽曲だ。メロディアスな歌だからこそ、フロアには騒ぐのはもちろん、歌に身を委ね大きく身体を揺らす光景が生まれていた。叩きつける激しい演奏へ全力でぶつかりあえば、胸に熱い想い込み上がる歌に合わせ、たくさんの手の花も咲いていた。
ダークな楽曲へ、さらに漆黒の黒を塗り重ねるように、SARIGIAは「鴉」を突きつけた。黒く重い音の衝撃に触発され、フロア中の人たちも大きく身体を折り畳み続けていた。黒い感情へ熱した赤い情熱という色を描き加えながら、ライブは轟音を撒き散らし突き進んでゆく。
翔磨の重厚なスラップベースが響きだす。最後にSARIGIAはシンフォニック&ラウドな「クルエルシンフォニー」を演奏し、フロア中の人たちが掲げた手を下ろすことなくずっとその場で跳ねさせたり、身体をどっしりと身構え思いきりヘドバンしてゆく光景に染め上げていった。アスカの煽りに合わせ騒ぐ観客たち。Natsuも舞台の最前へと躍り出ながら、ノイジックなギターの旋律を突きつけ、会場中を騒ぎ狂うダンスホールへと染め上げていった。
アンコールは、7ヶ月連続会場限定販売SINGLE第2弾曲として発表した「強欲-greed-」から。みやびのドラムビートに合わせ翔磨がベース音を繰り出せば、そこへNatsuのギターと同期の音が重なりだす。本編では攻撃的な楽曲を軸に据えたライブを描きだしていたからこそ、歌心を持った楽曲が余計に胸に染み渡る。アスカの動きに合わせ手の振り真似をする観客たち。それまで騒いでいた観客たちも、身体を心地好く揺らしながら歌に身を預けていた。とはいえ、間奏ではしっかり頭振り回す光景も飛びだしていたが…。共に口ずさみたくなるサビ歌に触発され、アスカと同じ振りをしながら気持ちを同化してゆく観客たち。気持ちを一つに溶け合わせる表情も素敵だ。
ここで、SARIGIAがYouTubeで配信している動画「SARIGIA裏チャンネル」内で行われた企画の結果発表をスタート。ここでは、Natsuのために行なったバースデー企画チャレンジの中、誰が一番企画的に良かったかのファン投票による結果発表を実施。まずは、「審査員特別賞」をアスカが受賞。「投票第一位」を獲得したのも、アスカ。なんとアスカは、2冠を獲得。各メンバーがNatsuにどんなプレゼンをしたのかは、すでに配信中。動画内での結果発表も既に配信されているので、ぜひ「SARIGIA裏チャンネル」をご覧になっていただきたい。
次に披露したのが、この日のためにNatsuが作りあげた新曲の「Raison D'etre」。Natsu自身が、己の存在を証明する想いを込めて記した歌を、アスカがNatsuの気持ちになって歌唱。意外とストレートな言葉の多い、熱い気持ちを真っ直ぐにぶつけた楽曲だ。アスカ自身も、言葉を噛みしめるように、爆走する重厚な演奏に乗せ、中二病的な心境を届けていた。とても感情的な楽曲だ。でも、それが胸を熱く沸き立てていった。
最後にSARIGIAが突きつけたのが,、悪魔をコンセプトに設えた今のSARIGIAに相応しい「VENOM」た。「やるぞ!!」と何度も観客たちを煽るアスカ。これまで以上にラウドでデジタルな。でも、とてもヘヴィ&グルーヴィな楽曲だ。激しく唸りを上げ疾走する演奏の上で、雄々しい声でアスカは観客たちを煽る。もちろんフロアには、髪の毛を振り乱し、身体を折り畳み、高く拳を掲げ飛び跳ねる熱狂の様が生まれていた。共に熱と熱を分かち合おうと。いや、互いに生み出した熱を喰らう勢いで、メンバーと観客たちが剥き出しの感情と感情をぶつけあっていた。この熱気と熱狂。ぜひ、7月26日の赤羽ReNY alpha公演へと繋げたい。
4月下旬には、「嫉妬」をテーマにした「7ヶ月連続コンセプトMV」第4弾「嫉妬-envy-」の公開が控えている。こちらも待ち遠しい。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
ライブ情報は、こちらから。
https://www.sarigia.com/live
傲慢-arrogance- Music Video【FULL】
強欲-greed- Music Video【FULL】
色欲-lust- Music Video【FULL】
SARIGIA Web
https://www.sarigia.com/
SARIGIA twitter
https://twitter.com/SRGA_Official
SARIGIA 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCUOlqJdaraafZu2QEEBHQ5g/videos
SARIGIA ONLINE STORE
https://sarigiainformation.stores.jp/
セットリスト
「Devil Carnival」
「Die,Die,DIE」
「自己愛的自虐思想の歌」
「色欲 - lust -」
「S.D.S」
「Deep;er」
「in NIGHTMARE」
「鴉」
「クルエルシンフォニー」
ENCORE-
「強欲-greed-」
「Raison D'etre」
「VENOM」
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
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