2026-04-08
ゼゼ インタビュー
今は、「最強じゃん、この遊び場」と胸を張って言えるライブをやっていける自信がある。
ゼゼが語る、INTERAGEを解散した真相。
「いい大人が、子供のように夢を見る…それが何より格好いいって証明したい」。その思いを胸にゼゼは、3月11日に渋谷clubasiaで行った主催公演「ゼゼ始動主催 clubasia 30th Anniversary 【0 × 1「ゼロワン」】」の場を通して華々しくスタートを切った。
だが、彼らの活動経歴を知る人たちの中には、「いくら華々しく始まろうと、その前に説明がほしい」と思う人たちが、今も少なからずいる。
ゼゼは、2025年10月18日に7年間の活動に終止符を打ったINTERAGEというバンドのメンバーが、ふたたび同じメンツで、"ゼゼ"と名前を変えて新たに0から活動を始めている。
4月14日には、赤羽ReNY alphaで「ゼゼ始動主催【0 × 2 「ゼロツー」】」を行う。その前に、どうしても「INTERAGEを解散し、新たにゼゼを立ち上げた理由」を語って欲しいと思い、このインタビューを行った。
「お帰り」と言ってくれる人たちがたくさんいたことに感謝しかないなという気持ちだった。
──3月11日に渋谷clubasiaで行った主催公演「ゼゼ始動主催 clubasia 30th Anniversary 【0 × 1「ゼロワン」】」も、盛況のうちに終えました。改めて、あの日を振り返っての思いを聞かせてください。
Tomo 全てが新しい楽曲ですし、ゼゼとして初ライブになるのでとても緊張していました。だけど、ファンのみんなの反応も良くて気づいたら自分自身のボルテージもどんどん上がっていって…。いつの間にか緊張が解けていましたね。終えてみたら「いいライブだったな」と思えたし、改めて「やっぱこのフロア(ライブ空間)が一番好きな場所だな」と感じました。ただ、改めて録画したライブを見ていろいろと課題も見えてきたから、そこは4月と5月に控えたライブまでに改善し、進化した姿でまたみんなの前に立ちたいと思います。
Dewey 3月11日に向けて万全の体制で挑もうと半年ほど準備をしてきました。解散の時、みんなとあまり印象がよくない別れ方をしたと感じていたから「来てくれるのかな」と、いろいろ不安や心配はありました。だけど、やり終えた感想をひと言で言うなら、「楽しかった」。だからこそ「もっと頑張ろう」と思えるライブだったし、まだまだできることがあるなと可能性を感じたライブでした。
志喜屋 廉(以下、廉) INTERAGEを解散してから、ずーっとライブをやっていなかったから、あの日がめちゃめちゃ久し振りのライブになりました。俺自身のバンド遍歴の中、半年もライブをやらなかった経験はなかったからこそ、ライブ自体がめちゃめちゃ楽しくて、一瞬で終わりました。俺自身、ファンのみんなに受け入れてもらえないかもという意識を持ってライブに挑んだ面もあったから、あの盛り上がりを見て、やりきった感はありましたね。
Hiyoshi まず、「お帰り」と言ってくれる人たちがたくさんいたことに感謝しかないなという気持ちでした。INTERAGEの頃とは異なる曲調や演出で見せていたから、「どんな反応を示してくれるか」不安もあったけど、ファンのみんながすべてを受け入れ、すぐに順応してくれたから、その姿を見て安心したし、すぐにライブにのめり込んであっという間に感じるくらい楽しめたな思います。
──事前にサブスクでいくつか楽曲を配信していたことで、お客さんたちも、曲を知って楽しんでいましたよね。
Hiyoshi 前半に演奏をした曲たちはサブスクやMVで配信していたので、予習したうえで楽しんで もらえているのかなとは思いました。中盤からは完全に初見の曲たちだったんですけど、それでもすぐにクラップをしてくれるなど、みんなノリを掴むのが早いと驚きましたよ(笑)
Tomo 確かに(笑)初めて演奏する曲でいきなりクラップが完璧で、みんなどこかで聴いてた?って思ったよね(笑)
お互いに腹を割って話をしたことで、大どんでん返しが起きたんですよ。
──ゼゼとして、幸先の良いスタートを切ったわけですけど。やはり聞いておかねばいけないのが、「なぜINTERAGEを解散したのか」の理由です。きっかけは、Hiyoshiさんの脱退表明だったわけですよね。一連の流れ、ここで語っていただけますか?
Hiyoshi バンドを抜けようという意識が生まれたのが、2024年10月にリリースした『FAKEMAN』を制作し始めた頃だったから、同じ年の5月頃。その頃から、INTERAGEとしての活動の方向性が変わってきたというか、ライブに重きを置いた活動になってきたことがきっかけでした。もちろん僕も、ライブをやる楽しさは感じていますけど。僕自身は作品の制作を重視したかったし、そちらに表現していく楽しさを感じていた。僕自身ライブで煽るようなスタイルはあまり得意ではないと感じていましたし、自分がライブ面で貢献できることはあまりないなと悩んでもいました。だから、個人的には制作へ重きを置きたかったんですけど。でも、バンドはライブを重視していく。でもそこまでは納得というか理解はできていました。ただある時、Deweyに「今、Hiyoshiの曲がお客さんに刺さってないから、ライブでの反応がよくない。」と言われて。後に、互いに言い方や受け止め方の勘違いがあったことで理解も和解もしたけど。その言葉を聞いたときに、「今の自分がINTERAGEの中でできることはもうないな」と思ったし、その想いが大きくなったことで、Deweyに「もう辞めたい」と言いました。
──バンドのメインコンポーザーが抜けてしまったら、バンドとしては大打撃になりますよね。
Hiyoshi 先の話の通り、その時はもう自分がメインコンポーザーでいるべきではないだろうなという気持ちだったので。ライブでの表現自体あまり得意ではないし、自分の楽曲が刺さらないのなら、ここ(INTERAGE)にいる意味があるのか…という気持ちでしたね、当時は…。
──当時の、他のメンバーの心境も教えてください。
Dewey Hiyoshiに限らず、あの当時のINTERAGEのメンバーとの関係性って曖昧だったと思います。そもそも、今みたいに、メンバーみんなで集まって話す機会がINTERAGEにはなかったんですよ。バンド全体を進めていく流れを俺が決めていたから、バンドとしての戦略面での流れや、ライブのブッキング、いろんな人たちとのコミュニケーションは全部俺が進めていて。楽曲の制作はすべてHiyoshiが担ってという形で進めていました。
──とくにミーティングの場は設けていなかったんですか?
Dewey INTERAGEのときは、俺がメンバーそれぞれの思いや意見を受け止め、それを他のメンバーに伝えてまとめあげる。そのやり方で成り立っていたので、メンバー全員で集まって打ち合わせをする機会は特に設けてはいなかったです。そういう流れの中、INTERAGEのライブを組み立てていく中で、Hiyoshiがコンポーザーだからこそ彼の気持ちを鼓舞しようと思って「最近の曲はお客さんに刺さってないから、もっとこうしていこう」と伝えました。もちろんその伝え方も悪かったと自覚してますが、コミュニケーション不足による小さな溝が一気に深くなってしまった感じです。
あの当時、たとえば廉が「もっとライブを増やしたいし、ツアーもやりたい」と言っていて、その思いをHiyoshiやTomoに伝えると、Tomoは賛同したけど、Hiyoshiからは「自分はもっと制作を重視したい」という言葉が返ってくる。その他にも色々ありますが、そうやって個々の思いを受け止めたうえで上手くバンドの活動を進めていたつもりでした。ですが実際問題、その蓋をオープンにしたら、ただ、各自がバラバラに動いていただけだったということが分かったんです。
──なぜ、みんなで話す機会を作らなかったのですか?
Tomo 何かが嫌でというわけではなく、気づいたらそんな感じになっていた。INTERAGEを結成する頃や、活動を始めて間もない時期は、よくDeweyの家にみんなで集まっていろんな作業や話しあいもしていたんですけど、気づいたらそういう機会がなくなっていたよね。
廉 それは、Deweyが引っ越して、部屋が狭くて集まれなくなったからじゃない?
Dewey おいおいおい、それ言うな(笑)
廉 みんなで集まる場所が無くなったのと、Deweyがバンド全体の進行を進めれば、Hiyoshiが楽曲の方向性を作ってという役割分担ができていたから、俺もTomoもそれを受け止め、それぞれの思いに応えていく形を取るようになったから、自然にそうなったんだろうね。
Dewey メンバーそれぞれの意思疎通が出来ていないことがINTERAGEの解散理由ではなく、そこは俺とHiyoshiとの問題でした。Tomoも廉も、2人の関係に気遣ってくれていたのも知っています。2人の溝が深まっていく中、Hiyoshiが「INTERAGEを脱退したい」と伝えてきた時、すぐにTomoと廉に「HiyoshiがINTERAGEを脱退すると言ってる。もちろん、このまま3人でINTERAGEを続けることもできるけどどうする?」と伝えました。
Tomo Deweyからそう聞かされて、俺はHiyoshiがいないのはINTERAGEじゃない。だから解散しかないと思いました。
廉 そうだね。解散して新しいバンドを3人で組むしかないと思ったし、INTERAGEとして続けていくのは正直難しいと思ったかな…。
Dewey 全員がINTERAGEとして続けていくのは難しいという結論になり、解散発表という流れになりました。そこからは解散まで数本ライブがあったので、1本1本噛み締めながら4人で活動していましたね。
Tomo 解散を決めてからのライブは正直苦しかったです。何を目標にライブをすればいいか分からないし、今まで積み上げてきたものがなくなっちゃうのかと思うと本当に苦しくて…。だけどライブが決まっている以上、俺は声を届けなきゃいけないし、想いも伝えなきゃいけない。本当にどうやってライブをしたらいいか訳分からなくなっていました。
──その状態からどうやって同じメンバーで新しいバンド「ゼゼ」として活動していこうとなったのでしょうか?
Hiyoshi INTERAGEがライブ主体の活動になっていくと決まってから、力を貸してくれるマニピュレーターの方がいて、バンドの状況と自分の悩みを聞いてもらってました。そのマニピの方が「解散と決めたのは分かったけど、まずは4人でしっかり話しあってみたら?それで喧嘩してもいい。むしろ、それくらい本気でぶつかりあうことのほうが今は大事だから」と言われ、最初は話すことさえも自分は悩みました。だけど「もう解散が決まっているのなら、むしろわだかまりなく最後を迎えたほうがいい。だから腹割って話して過去一の解散ライブした方がいいんじゃないですか?」と強く言ってくれた言葉に押され、まずは俺とDeweyとマニピの方3人で話し合いましたね。
Dewey 何年ぶり?と思うぐらい夜中まで話しました。これからのこと、これまでのこと、応援してくれるファンのことや楽曲のこと。そこで俺とHiyoshiの気持ちのズレも分かったし、俺は伝え方が悪かった事を謝りました。
Hiyoshi 納得できないという気持ちもあるけど色々な事情で進むために納得せざるを得ない、みたいな時に特に態度に出てたな…と改めて思いました。そこをDeweyに指摘されて謝りました。Tomoと廉も気遣って言いたかった事を言えてなかったみたいで。コンポーザーである以上、今求められているものを作ることも大切なのに、それをしようとしてこなかったことを反省しました。
廉 俺も同じような時、態度に出るタイプだからDeweyに怒られたことがある(笑)
Dewey 内容を全て覚えいてる訳ではないけど、お互いに受け入れるところは受け入れ、謝るべきことは謝った感じですね。腹を割って話をしたことで俺とHiyoshiの気持ちの溝が無くなっていった感じです。
──Hiyoshi (DeweyとHiyoshiが)お互いに、思っていたことを本音でぶつけあったのが良かったんだろうね。
Dewey そこは大きかったなと思う。「俺はこうやっていきたかったし、だからこうしてほしかった」「その気持ちを理解できずにいたことはごめん。でもそこには、こういうバンドに対する思いがあったうえでの発言で」「それは、自分も受け止められずにいて申し訳ない」など、互いに誤解して絡まっていた気持ちの紐を解いていく中、大どんでん返しがあった訳です。
──大どんでん返しとは?
Tomo 最初はマニピとHiyoshi、マニピとDewey、マニピとDeweyとHiyoshi、俺とDeweyと廉の3人、俺と廉。こんな感じでバラバラに話し合ってました。だけど、いきなりHiyoshiとDeweyに呼ばれて5人で話すことになった感じです。
廉 正直俺ら3人はスリーピースバンドとして名前を変えて活動を続けていこうと思っていたよね。
Tomo そうそう。
Hiyoshi いきなり呼んで俺が「もう一度、一緒にやりたい」とメンバーに伝えました。正直戻れるとは思ってなかったし、戻った所でできること事があるか?と悩んでいたのも事実です。だけどもう一度4人で夢を叶えたくて初めてメンバーに頭を下げました。
Tomo 全員がえっ!?ってなったよね。だけどあの時は本当に嬉しかった。俺はHiyoshiの曲が好きだし、Hiyoshiの曲は俺しか歌えないと思ってる。だからまた歌えると思ったら嬉しくて嬉しくて。あと、あのプライドの高いHiyoshiが謝った!?っていう驚きもあったけど(笑)「とにかく、戻ってきてくれてありがとう。やってやろうぜ!」ってことをその瞬間に伝えたと思います。
廉 自分も同じく驚きました。自分が曲を作ってこれから3人でやっていくしかないって思っていたから。最強のコンポーザーが戻ってきてくれるなら、もちろん4人でまた夢を追いたいって思いましたね。
──話し合ったからこそ気持ちが一つに纏まったんですね。そこからどうやってゼゼが生まれたんですか?
廉 自分はINTERAGEの時からインテレイジと読めない人がいるから誰でも読めるバンド名にしたい、とメンバーに伝えてきました。今回大どんでん返しが起きたけど、一回は絆が切れたのは事実です。だから続けるのであれば名前も変えてゼロから始めようと改めてメンバーに伝えました。
Dewey INTERAGEとして作る曲の方向性も以前とは傾向が異なり出していたことや、俺もHiyoshiも改めて一緒にやりたい気持ちを取り戻したことから、全員が納得してバンド名を変えて動き出すことに決めたって感じです。
Tomo そこからは解散を発表しているし、解散ライブまで本当に時間がなかったです。だけど自分達はまた一つになれたから。本気なのであればすぐ楽曲を作ってアー写撮って方向性も決めようという流れでトントン拍子で決まっていきましたね。
Dewey 4人の気持ちが明確になって新しいアイデアが沢山生まれました。解散ライブ後にゼゼを発表することはもちろん出来たんですけど、メンバーが一緒ですし、早かれ遅かれ良い気持ちじゃない人は出てしまうと思っていました。だけど今の気持ちにブレーキをかけたくない、解散ライブに来てくれた人たちには本気を見せたいし、これからに期待して欲しい。そんな気持ちがあってあえてゼゼの発表がINTERAGEの解散ライブになりました。
──でも、最後の姿を瞼や心に焼き付けようとしていたファンのみなさんは戸惑ったんじゃない?
Dewey 「(バンド名は変わるけど)続けてくれて嬉しい」という声もあれば、「じゃあ、なんでINTERAGEを解散するの?」という声も当時はありました。きっと今も、ずっと心にもやもやや、それこそ一時期の俺とHiyoshiのように気持ちに誤解が生じている人たちがいると思います。だからこそ、こういう場を通して、改めてメンバーの口から説明をしようと思ったわけです。
ゼゼになってからは、本当にバンド間のコミュニケーションは取りやすくなったよね。みんな優しくなった気がするし(笑)
──ここからは、ゼゼのことについてお聞きします。今は廉さんも楽曲の制作に携わっていますけど。基本は、Hiyoshiさんが楽曲を手がけていますよね。これからはどうなるんですか?
Dewey Hiyoshiがメインで曲を作りつつ、そこに廉も加わって。さらに今後、そこへTomoも加わるかも知れない。Hiyoshiの曲作りのスタイルも変わってきたよね。
Hiyoshi 以前と同じように、自分の表現したい曲を作れば、他のメンバーからアイデアをもらい、そのうえで曲も作っています。要望に応える難しさはあるけど、それが楽しさに繋がれば、自分なりのアイデアもいろいろと膨らんでいくから楽しんで曲制作をしています。それに、コンポーザーが増え、自分には書けない曲を書いてくれる人が増えたことで、バンドとしての表現の幅が広がったのも嬉しい傾向だと受け止めています。
廉 自分はとにかくわかりやすい曲が好きなので、そういう曲を好んで書くし、ライブで映えるような曲も書いています。ライブで生きる曲という面では、よくHiyoshiさんとも話しあっていることで、それこそ始動公演では、大まかなセットリストの流れを組み、「最初はこういう表情で始まって、こういう流れで進んで」という話しあいをしながら、「じゃあ、ここの部分で演奏をしたい速い曲や重量感のある曲はHiyoshiさんお願いします」と言って作ってもらいました。
Hiyoshi そういう指示があると、自分の中でもイメージしやすくなるからいいですね。廉の曲の歌詞はTomoが書いています。自分で作った曲は自分で作詞もしたんですが、これは始動までの制作時間が短すぎたのでって感じです。今後は、作詞をTomoにお願いをしていけたらいいなと思っています。
──Deweyさんは、引き続き流れを作っていく役割ですか?
Dewey 先に自分で流れを企画し、それをメンバーに提案し、そこでディスカッションをし、そのうえで「こうしていきましょう」「こういうコンセプトにしましょう」と決めて進めています。始動主催公演を3ヶ月連続で決めたのも、最初は自分のアイデアですが、その思いをメンバーにも伝え、それを理解してもらったうえで進めました。今もマニピュレーターの方に相談することもあって、自分たちの気持ちはもちろんだけど、第三者の方の意見って大切なので。自分たちの考えを客観的に見てもらえていることも、いい結果に繋がっていくと思っています。
廉 ゼゼになってからは、本当にバンド間のコミュニケーションは取りやすくなったよね。みんな優しくなった気がするし(笑)それぞれの気持ちを直接受け止めながら話を進めていけるのはでかいなと感じています。
Tomo みんながみんな、ゼゼを良くするために寄り添いあっている感覚がある。ライブ一つを取っても、「ライブでこういうことをしたいんだけど」と提案をすれば、「こうしたら、こうできるよ」とスムーズに意見の交換ができている。その成果を3月に行った始動主催公演で見せることができたなと思ったし、その感覚は、今後のライブにも反映していくはずです。
廉 INTERAGEの頃は、DeweyやHiyoshiさんの意見や方向性を理解はしつつ、2人についていけばという感覚だったからこそね。
Dewey あの頃は、理解はしていたけど、納得まではしていなかったでしょ。
廉 そういうもんだと理解はしてた(笑)。
Dewey INTERAGEの解散を決めて以降だったけど、あの話しあいがなかったら、みんな言いたいことも言えず、もやもやした気持ちのままにINTERAGEを解散していたし、Hiyoshiも含めた、今のような形でのスタートは切っていなかったはず。一つ大きな壁を乗り越えられたからこそ、今はINTERAGEの頃より強くなったと思っています。あとは、この取材を通して、もやもやしていたファンのみんなに俺らの気持ちが届いたら嬉しいです。
Tomo どうしても納得がいかない人もいると思います。今後もライブに来て貰えないんだろうなとも受け止めてはいるけど…。でも一度でいいから見てほしい。それぐらい今の俺たちは自信があるので。
4月の公演では、ゼゼの持ち時間も演奏をする曲数も増えるので、そこへ向けて今準備しています。
──4月14日に赤羽ReNY alphaで行う「ゼゼ始動主催【0 × 2 「ゼロツー」】」で共演するバンドやアーティストの方々は、新たにゼゼとして進むことを決めた4人の思いに共鳴をしてくれた人たちですか?
Tomo MyDresscodeさんとは今回が初共演ですけど、それ以外の出演者はINTERAGEの頃から一緒にライブをやってきた仲間たちです。ゼゼとしてまた対バンさせてもらったり、初めてのアーティストさんと一緒に対バン出来るのはすごく嬉しいです。
Dewey 4月の公演では、ゼゼの持ち時間も演奏をする曲数も増えるので、そこへ向けて今準備しています。ただし、今のゼゼはまだ完成形ではない。むしろ、ここからどんどん変化し成長していくので、その姿を一緒に楽しんでほしいし、共にゼゼを作り上げてほしいなと思っています。
Hiyoshi 4月の公演では新たな曲も披露します。そのうえで、5月に行うゼロフェスでは、今ある曲たちを深く浸透させる動きにしていくつもりです。
廉 俺ら自身は、3月にスタートした3ヶ月連続始動主催ライブのすべてを通して、1パッケージという意識でやっているからこそね。
Dewey 1本1本のライブを大切に。しかも、毎回違った色を見せていくつもりです。楽しみにしていてください。
──最後に、ひと言ずつメッセージをいただけますか?
Tomo 普通、始動主催って1回じゃないですか。それを3回やれる環境を作れていることは嬉しいけど、そこへどうエネルギーを注ぎ込むのかが毎回大切になってくる。始動主催だからこそ伝えたい思いを毎回エネルギーにしつつ、4月14日のライブは、当然3月の始動主催公演を超えなきゃいけない。4月も、始動という名前に相応しいだけのライブを見せるよ。
廉 今はやりたいことを自由に選択しながら活動をしています。これからも俺たちは、好きなこと、やりたいことを自由に選択しながらやっていくので、ファンのみんなも自分の気持ちに正直に、自由に生き方を選択してほしい。その自由な気持ちを味わいに、ゼゼのライブに来てください。一緒に、全力で楽しみましょう。
Hiyoshi ゼゼでは、間違いなくINTERAGEの頃に出来なかったことをやっているし、これからも挑戦し続けます。一人でも多くの人に見てもらいたいと思っているし、その遊び場は自分たちの力で広げていけたらなと思っています。自分たちだからこそ作れる楽しい遊び場をこれからも広げていくので、今後の活動に期待してください。
Dewey INTERAGEの頃も、メンバーみんな全力で活動に打ち込んでいたのは間違いないです。だけど、生きていれば、いろんなことがあるじゃないですか。きっと仕事をしていても、充実感を覚えることがあれば、嫌なことを我慢しなきゃいけないことだってあると思う。バンド活動だって、すべてが順風満帆にはいかないし、解散という道を選ぶアーティストさんだって、決して少なくはないです。でも俺ら4人は、それを乗り越え、こうやって続けられる未来を掴むことができた。俺自身もそうだし、ゼゼとしてはINTERAGEの時以上のことを目指していきたい。あの時に出来なかった夢を、この4人で、もう一度ゼロから始めたうえで掴んでいきたい。
ゼゼになったことで俺は、バラバラだった関係がようやく一つになれたと思っています。それどころか、今は「最強じゃん、この遊び場」と胸を張って言えるライブをやっていける自信がある。だからこそ、日々の生活で嫌な感情が溜まっている人は、ゼゼの作りだす遊び場に来て思いきり楽しんでほしいんですよ。
ゼゼは今、Spotify O-WESTで公演を行い、Sold Outさせることを目標にしています。そのうえで、次はZepp Hallに進みたい。もちろん、他にもいろんな場所でワンマン公演をやりたいし、先に掲げた目標をなるべく早く実現していきたい。その一つ一つの目標や夢を叶えるためには、「あなた」の応援が絶対に必要です。「力を貸してください」とは言わないけど「あなたを巻き込んで、俺らは大きくなりますよ」とは伝えておきたい。これを読んでいるあなたも、ゼゼの作り上げる最狂の遊び場を一緒に作っていきましょう。まずは、4月14日の赤羽ReNY alphaで「あなた」をお待ちしています。
Photo by @AiMs_official_
TEXT:長澤智典
ゼゼ 1st single 「ERIS」Official Music Video
【LIVE INFO】
3ヶ月連続始動ライブ
3/11(水)渋谷clubasia【0×1(ゼロワン)】(終了)
4/14(火)赤羽ReNY alpha【0×2(ゼロツー)】
5/10(日)下北沢MOSAiC×下北沢ReG【ZE ROCK FES(ゼロフェス)】
・ゼゼ始動主催「ゼロツー」赤羽ReNY alpha公演のチケットはこちら。
https://livepocket.jp/e/zeze02
その他情報はこちら
https://lit.link/ze_ze_official
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