2013-09-24

【MAN WITH A MISSION】“点”ノ行動ヲ“線”ニ、モットデカイモノニ

 オオカミたちが新天地に立ち、世界へ向けての狼煙を上げた。未来をしっかりと見据えた新たなプロジェクトのスタートを切りながら、もちろん日本でもさらなる飛躍へ。新作、横浜アリーナを含むツアーも目前。そんな快進撃を続けるMWAMを代表してJean-Ken Johnny(Gu&Vo&Raps)が現状を語ってくれる。

──新たな環境を選ばれた、新たなフェイズに入ったという背景には、やはり大きな目標や目的があると思うのですが、今現在の心境をまずお話いただけますか。

「新シイ環境ニ移ッテ間モナイ状況デスノデ、カナリ新鮮ナ気持チデス。オッシャッテイタダイタヨウニ今現在ノ自分タチノ目指シテイルモノ、モットヤッテイカナケレバイケナイコトヲ熟考シタ上デ、我々MAN WITH A MISSIONノ野望ト夢ガ叶エラレルヨウナ環境ヲ選バセテイタダイタトイウコトナンデスガ、プライオリティーニ挙ガッタノハ我々ノ海外デノ活動デス! 我々ノ思イ描イテイル戦略ニ合致シタ海外デノ活動ヲ念頭ニ置イテ選ンダ環境デスネ、新天地ハ。ヤルコトハジャパンデヤッテイルコトト変ワリアリマセンガ、ソレヲドウヤッテ伝播シテイクカ、トイウトコロハ考エマシタ。」

──MAN WITH A MISSIONはこれまでも海外での活動はありましたし、その経験値がより活きていくことは間違いないですね。

「間違イナイデス。モチロン、今ヤッタコトガソレダケデスグ大キナコトニナルトイウコトハゴザイマセンガ、実際ニ行ッテミテ良カッタナト思ウコトハ多々アリマシタノデ、少シズツソノ“点”ノ行動ヲデスネ、モット“線”ニ、デカイモノニスルタメニ動イテイルトイウノハ間違イナイデスネ。音楽ヲ聴カセルダケデハナク、音楽ヲヤッテイル姿勢ヤ動キソノモノモ含メテヒトツノバンドダト思イマスノデ、ジャパンデ我々ノコトヲ好キニナッテクレタ人タチガ“あぁ、やっぱり音楽に国境はないんだな”トイウコトヲ我々ノ動キヲ見テ、肌デ、頭デ感ジトッテクレタラ…モシ、海外進出ニ成功ガアルトシタラ、ソコガ一番ノ成功ナンジャナイカト思イマス。」

──それに先駆けてではないですが。まずは日本では新天地での第一弾シングルが決まりました。表題曲は盟友でもある10-FEET のTAKUMA さんとのコラボレーションですね。

「盟友トイウトオコガマシイデスケレド、我々トシテハ。タマニジャレテクレルオ兄サンデモアルンデスケド(笑)。我々ノジャパンデノ活動デ一番重要ナ分岐点ニナッタノハ、彼ニ誘ッテイタダイタ『京都大作戦』ノ初年度ダト思イマスノデ、ヤッパリ我々ニトッテトテモ大事ナ仲間、バンドノ先輩デゴザイマスシ、迎エ入レルコトガデキテ本当ニ嬉シイデスネ。芯ノ通ッタ作品、素晴ラシイ展開ニナッタナト思イマス。」

──詞は現代社会、そして個人に対しても警鐘を鳴らしているように感じました。

「攻撃的ナナンバーデスノデ、警鐘ニ聴コエルデショウシ、聴コエテホシイトイウ意思ハ間違イナク込メテハイマス。コノ世ノ中ソノモノガ情報ノ集合体トイイマスカ、情報デデキテイルヨウナ世界ニナッテシマッテイルト思ウンデスケレドモ、ソンナ中デ情報ヲ取リ扱ッテイルイチ人間ガ、本当ニ簡単ニソノ情報ヲ採ルコトモ捨テルコトモデキテシマウ。ソノヨウナ状況デ最終的ニモノヲ言ウノハ自分ノ意思ヤ姿勢ダッタリトイウ、ソウイッタ普遍的ナモノ。騙サレルコトナク、意志ヲ持ッタ者コソガ突キ進メルンダ、トイウメッセージガ根底ニハ流テイルト思イマス。ソシテソノ混沌トシタ世界デ切リ替ワリノ早イ楽曲ヲ作リタイトイウ思イガ作曲者ノKamikaze Boyニアッタノデ、ソノタメニTAKUMAサンニ声ヲカケサセテイタダキマシタ。」

──サウンドの構築も凄まじいことになっていますが。層が厚くて、しかも差し色的な音もそこかしこに。

「相当音数ガ多イ楽曲デ、イロイロナギミックガ飛ビ交ッテオリマスノデ、ヘッドホンデユックリ聴クノモヨシ、勢イノママスピーカーカラ聴クノモヨシ。イロイロナ発見ガアルデショウカラ、楽シメル一曲ニナッテイルト思イマス。」

──カップリングの「your way」はJohnnyさん節炸裂のグッドメロディーで。

「アリガトウゴザイマス。1曲目ガ非常ニ攻撃的ナミクスチャーナンバーニナッテオリマスノデ、ソレト対比スルヨウナ勢イノアルギターロックナンバーヲ選ビマシタ。コンセプトハ去年ノ夏カラアッタノデスガ、勢イノアル中ニモダイレクトニ伝ワル応援メッセージガ含マレテイル楽曲ヲ作ッテミタカッタンデス。」

──でも、よくある応援ソングではなく、“泣き”がありますね。《消えかけた夢の灯》の流れは日本人の琴線に触れますし。

「ジャパニーズ、美シイ言語デスヨネ。日本語詞デアルコチラノ楽曲ハヤハリジャパンデ活動シテイルノデ、ヨリ多クノ方々ニ聴イテイタダキタイトイウ思イモアリマシタノデ、1曲コウイッタ曲ヲ入レラレタノハスゴク嬉シク思ッテイマス。」

──そして、3曲目にはラップから入ってくる衝撃のMr. Bigのカバー「Green-Tinted Sixties Mind」が。

「一番最初ニコレヲヤリタイト言イ出シタノハKamikaze Boyダッタンデス。イエス。西海岸チックナ緩サモチョットアルアレンジニナッテイルンデスケレドモ、スゴクヤッテイテ楽シカッタデスネ。Mr. Bigハ、ド王道ノアメリカンハードロックナンデスガ、モノスゴクイイメロディーノ曲デ。デ、実ハ私モカバーシテ初メテ気付イタンデスケレド…ポール・ギルバードガ意外トイイコト言ッテル(爆笑)。」

──「distance」のリミックスはディープな仕上がりで。そしてまさに、スクラップ&ビルド!

「オー! イヤ、ホントニソノ通リダト思イマス。DJ STARSCREAMハSlipknotノSidトハマタ違ウディープナ側面ガ見エルンデスヨネ。タダエッジノ効イタ攻撃的ナスタイルハSidノママデスノデ、攻撃的デアリ繊細デアリトイウ感ジニナッテイルト思イマス。文句ナシニカッコ良イデスネ、コレハ。」

──ガッツリ聴き応え、手応えのあるパッケージでした。

「我々ノ世界観、考エ方ガ伝ワル作品ヲ毎回作ッテイキタイナト思ッテオリマスガ、コノ4作品ニ関シテハモノスゴクソレガ実行デキタンジャナイカナ、ト思ッテオリマス。」

取材:竹内美保


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