2015-03-03

BRAHMAN、“鼎の問"から生まれた東日本大震災の復興を追うドキュメンタリーDVDが発売

2011年3月11日に発生した東日本大震災。直後からBRAHMANを中心に復興支援活動を始め、2012年3月11日よりNPO(特定非営利活動)法人として始動した幡ヶ谷再生大学 復興再生部。その活動を追ったドキュメンタリーDVD『鼎の問—幡ヶ谷再生大学 映像記録—』が、3月11日に発売されることが発表された。

BRAHMANを中心とした幡ヶ谷再生大学 復興再生部の復興支援の模様やライブでのTOSHI-LOWのMC、実家が被災したミュージシャン 渡辺俊美の言葉。さらに、行き交う人間もなく点滅し続ける信号、ガイガーカウンターを起動すればその音だけが周囲に響き渡る、そんな“福島"の「現在」が収められた本作。故郷への想い、福島第一原発で働く作業員の実情、風評被害に悩まされる日々、その土地で生活し、そこに足を運び支援を続ける当事者たちでしか知り得ない「声」を映像記録として克明に伝えている。

また、幡ヶ谷再生大学復興再生部の今後の展望や活動の源泉、彼らに感化され発足した団体の足跡も収録。全国から集められた心温かい支援を伝える側と伝えられた側の「声」など、一つ一つの言葉が生々しく収録されている。

なお、ナレーションを福島出身のシンガーソングライター片平里菜が担当。本日3月2日より本作の予告トレーラーが解禁されたので、まずはこちらで記録の一端に触れてみてはいかがだろうか。

本作の制作、販売に関わる経費を除く売上は、幡ヶ谷再生大学 復興再生部の活動資金として、今後の復興支援に運用されるとのこと。

■幡ヶ谷再生大学 映像部 ウェブサイト
http://hatagaya-saisei-univ.jp/movie/

■【幡ヶ谷再生大学 復興再生部 関係者コメント】
■片平里菜
これからわたしたちが何を選んでいくのか。
震災から4年経つ福島の現状、そしてこれから作っていく未来のための映像作品です。

■渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16)
自分と真剣に向き合って生きている人は何人いるだろうか…。
点ではなく、線が見える作品。逃げないで生きている。心がまた動きだす。

■KO (SLANG)
ハードコア。ドキュメンタリーの。

■箭内道彦
会って話さないとわからないことがたくさんあります。
大事なのは、「本当のことはすべての人と話すまでわからない」ということ。
忘れている人も。あなたが敵だと思っている人も。

■TOSHI-LOW(BRAHMAN / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)
あの日から四年が過ぎたあの街の
明かりの灯らぬ暗闇を眺めながら
何度でも何度でも激しく問うのは
鼎を問わずに生きていた自分自身

■ドキュメンタリーDVD『鼎の問 -幡ヶ谷再生大学 映像記録-』予告トレーラー


■ドキュメンタリーDVD『鼎の問 -幡ヶ谷再生大学 映像記録-』
2015年3月11日発売
TCS-009/¥2,700(税込)
<収録内容>
東日本大震災から4年
BRAHMAN“鼎の問"から生まれたドキュメンタリー
故郷への想い
原発作業員との出会い
食品の安全性と危機管理
復興支援の可能性
幡ヶ谷再生大学 映像部が伝える福島の真実とは-

監督:武藤 義明(SPACE SHOWER TV/幡ヶ谷再生大学 映像部)
ナレーション:片平 里菜
BRAHMAN / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / 渡辺 俊美(TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16)

※制作、販売に関わる経費を除くDVDの売上は幡ヶ谷再生大学復興再生部の活動資金とさせていただきます。
※TACTICS RECORDS、幡ヶ谷再生大学オンライン及びBRAHMAN・OAU等のLIVE会場、幡ヶ谷再生大学ブースでの限定販売
監督:武藤 義明(SPACE HOWER TV / 幡ヶ谷再生大学 映像部)

【関連リンク】
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