2015-11-15
RADWIMPS、大合唱で熱狂の宴を締め括ったゲスの極み乙女。との対バンツアー第五夜
RADWIMPSが連日熱演を繰り広げる「RADWIMPS 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」。その第五夜が11月12日(木)、Zepp Sapporoにおいてゲスの極み乙女。を迎え開催された。
対バンツアーはやはり特別だ。
オーディエンスとRADWIMPS、そこに対バンアーティストとそのファンが加わり、その日の空間を作り上げる。ゲストアーティストによって、会場の空気、バンドのテンションが全然別物であるのが面白い。「熱量」と言ってもその質は全く違うもので、ライブが生き物であることを改めて実感させられる。
この夜の対バンライブは同世代のミュージシャン同士のリスペクトと愛に溢れ、オーディエンスは終始踊り続け、会場はものすごい熱気に包まれた。外は気温5℃。一足早く冬を迎えた札幌にて、ゲスの極み乙女。を迎えた第五夜。
ゲスの極み乙女。の「キラーボール」で幕を開けるや否や、「待っていました!」と言わんばかりに躍り狂うオーディエンス。ほな・いこかのタイトでパワフルなドラム、休日課長の歌うベース、ちゃんMARIの熱く叙情的なピアノに川谷絵音のグルーヴィな歌。極めてセッション性の高い、ソリッドなアンサンブルが降り注ぐ。
「コポゥ」とおなじみの挨拶で、オーディエンスとコール&レスポンスをし、さらに会場を温めたちゃんMARI。休日課長に絶妙な切り込みでツッコミを入れる川谷、コミカルでシニカルなMCに客席からドッと笑いが起こる。ストイックで熱量が高い演奏から一転、親しみやすいキャラクターのギャップ感も、彼らのライブの魅力の一つであることが伺われる。
RADWIMPSは高校時代から聴いていたけれど、実は野田と3 歳しか違わないという川谷絵音。大学時代もバンドや弾き語ったりしていたと話し「トレモロ」の一節を歌うと、すかさずオーディエンスの大合唱が加わる。ライブ中盤、今度はバンドで「ふたりごと」をカヴァーし、ファンを喜ばせた。灼熱のバトンを受け継いだRADWIMPS、Zepp Sapporoでのライブは2011年4月に「絶体延命ツアー」で訪れて以来となる。
既にかなりの熱気を帯びたオーディエンスを更に煽るべく、アグレッシブなステージが繰り広げられる。日々そのグルーブが強靭さを増していくサポートドラムの森瑞希と刃田綴色に、フロント3人がステージの最前にグッと出てくる姿は圧巻である。それに応える割れんばかりのオーディエンスの歓声。きっとこの日を、日々の生きる糧に、楽しみにしていたであろう気持ちが会場に溢れ、彼らの演奏と共鳴する。
今日は一層、オーディエンスの歓声の粒子が細かく、密度が濃い。
「トレモロ」を弾き語った川谷に呼応するように、さっき練習した、と「ロマンスがありあまる」を弾き語る野田。オーディエンスの喜ぶ声が反響する。「年齢がそんなに変わらないのに、9年前の曲がその人の中に残ってくれていて。そして今、ミュージシャンとなって新たな音楽を生み出しているという事実。これは10年続けて初めて味わうもので、途轍もない感動(野田)」という感謝の言葉と共に演奏された「ふたりごと」。今をときめくバンドによるカヴァーと、オリジナルを同日に生で聴けてしまう豪華さは、この夜のハイライトであった。
アンコールでは「やっぱり来てもらったからには一緒に歌いたい(野田)」と、川谷とちゃんMARIを呼び込む。川谷が「ずっと聴いていたのだけれど、不安で一人、さっきカラオケに行って練習してきた」という「最大公約数」のセッションに、歓喜の声が上がる。
「贅沢疲れしてんな?欲しがらないとやらないよ!」と野田の言葉に、オーディエンスからは「欲しい!!」の大合唱。「これ歌ってたって小耳に挟んだから、本家本元を(野田)」と歌い始めたのは「トレモロ」。狂喜乱舞するオーディエンスと今日一番の大合唱で熱狂の第五夜を締め括った。
次はちょうど中日となるZepp Nagoya公演。この夏、野田が楽曲提供をし、公私共に交流の深い先輩であるハナレグミを迎える。
photo by 植本一子
■RADWIMPS 10th ANNIVERSARY
http://www.radwimps.jp/10th/" rel="nofollow" target="_blank" class="newsBody">http://www.radwimps.jp/10th/
■RADWIMPS オフィシャルl HP
http://www.radwimps.jp/
■ゲスの極み乙女。オフィシャルl HP
http://gesuotome.com
■「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」
11月16日(月) 愛知 Zepp Nagoya
w:ハナレグミ
11月18日(水) 福岡 Zepp Fukuoka
w : クリープハイプ
11月23日(月・祝) 神奈川 横浜アリーナ
w : Spitz
11月24日(火) 神奈川 横浜アリーナ
w : いきものがかり
11月25日(水) 神奈川 横浜アリーナ
w : ONE OK ROCK
■「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR FINAL RADWIMPSのはじまりはじまり」
12月23日(水・祝) 幕張メッセ国際展示場
開場/開演時間 16:30 / 18:00
※ワンマンライブ
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
RADWIMPS 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024ファイナル、MUCCとのツーマ...2024-11-22
-
S.Yuya(シド)、2025年に全26公演となる1年を通して行うマンスリー公演の開催決...2024-11-22
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者