2013-12-06

【ギルガメッシュ】高松MONSTERで行なったワンマンライヴにてアルバム『MONSTER』全曲披露!

 11月30日、ギルガメッシュが高松MONSTERにてワンマンライヴ「MONSTER」を行ない、最新アルバム『MONSTER』に収録される全曲を披露した。

 最新型のギルガメッシュの全貌を最速で体感できるという機会に加え、ライヴで初披露する曲も数曲あることから高松MONSTERは開演前から異様なまでの熱気に包まれていた。高松MONSTERの店長から出演者へのお願いで「悔いのないようあなたの信じた音楽を思いっきりブチかましたってください」という楽屋からステージに貼っていた言葉と“自分を信じて決して諦めない"という確固たる決意を宿した今のギルガメッシュはリンクする。もはやこのステージに立つことは必然だったのかもしれない。

 ライヴ開幕直前の緊張感を切り裂くように時計の針が開演時間をさし、会場が暗転。アルバムの1曲目に収録されている「Intro」が流れるとフロアの空気が一転し、自らを象徴するかのような“It's a MONSTER!!"のシャウトと共にギルガメッシュが登場。左迅(Vo.)の「Are you ready!?」という掛け声にオーディエンスが悲鳴にも似た大歓声で応えると収録曲順の2曲目「Drain」……がくるかと思いきや「お前に捧げる醜い声」のイントロが鳴り響く。意表をついた選曲はギルガメッシュなりのご挨拶だろうか。初っ端から容赦なく深部にブチかましてくるサウンドからアルバムを象徴する重厚感溢れるナンバー「Drain」「VOLTAGE」へと続いていく。心地よいアップテンポのビートに自然と体が揺れるフロアでは、V系のライヴではあまり見ることのないツーステップが沸き起こる。

 “高松MONSTERへようこそ!思いっきり楽しんでいくぞ!ついてこい!!"

 左迅の煽りから疾走感溢れるラウドサウンドにハードで爽快なメロディがのってくるメタル・ナンバー「斬鉄拳」、7弦に最新のエレクトロを取り入れた「INCOMPLETE」「antlion pit」にフロアのヴォルテージは更に上昇していく。そして「CRAZY-FLAG」「BAD END DREAM」を立て続けに繰り広げたあと、ハードな曲調から一転、美しい旋律を奏でる「takt」へ。情感たっぷりに歌い上げる左迅の声が会場の胸をグッと掴んだのちに「Resolution」へ。最新型ギルガメッシュはラウドからPOPまでのふり幅の大きさを感じるが軸となっているメロディの良さに特に際立つ。ライヴ初披露でオーディエンスはのれるのだろうか? そんな心配はあったかもしれない。だがそれは全く関係なかった。目の前にいる4人の熱いパッションがオーディエンスの心を徐々に動かし、世界標準となるギルガメッシュの熱量は、まさにV系の域を超え新たなROCKのジャンルへ彼らは到達するかのよう。

 “くそ熱いっす!!"と左迅がフロア全体の異常なほどの熱量を感じると「ラストスパートかけていくぞ!いいか!?」と「Limit Break」「Live is Life」「絶頂BANG!!」と怒濤のラッシュ。高速のナンバー「Never ending story」ではサークルモッシュの渦が巻き起こる状況に。最後に“どんな困難が目の前に現れても絶対に諦めないこと! 絶対に諦めなければどんなことだって乗り越えられる"と、想いが込められた「Another way」を演奏し本編を締めくくった。

 鳴り止まないアンコールの中“まだ1曲だけやっていない曲があります"と、アルバムの最後に収録されている「ALONE」を披露し、フロアが一体感に包まれたままステージを後にする4人。だがそれでもアンコールは鳴り止まない。誰一人として帰ろうとしない状況に急遽予定のなかった「Break Down」を即興で演奏し、高松MONSTERで行なわれた最新アルバム『MONSTER』リリース記念の収録曲全曲ライヴを熱狂のまま締めくくった。

 10月13日に行なわれた1年ぶりとなるワンマン以降、SiMなどと共演したVampire Circuit 2013、ギルガメッシュ初の学園祭ライヴ、ROTTENGRAFFTY主催イベント、マカオ政府主催のマカオで開催された大型フェスにも出演するなど、国内国外問わず精力的にライヴをこなしメタルコア、ミクスチャー、エモ、ヴィジュアルなどのジャンルも、性別も、国籍も、ありとあらゆる壁を飛び越え、進化をやめない彼らのモンスター・サウンド。まさにミュージックモンスターと呼ぶにふさわしいライヴバンドとして来年10周年を迎え、4月からはツアー「girugamesh 2014 tour "MONSTER"」で全国を飛びまわるので、是非とも実際の彼らの熱量をその身で体感してほしい。

 また、現在10月13日にSHIBUYA-AXにて行なわれたワンマンライヴ「G#」から「antlion pit」のライヴ映像がDanger Crue RecordsのオフィシャルYoutubeにアップされている。最新型ギルガメッシュの断片を見ることができるので、こちらも是非チェックしよう!


■「antlion pit」@ 2013.10.13 SHIBUYA-AX



■「girugamesh 2014 tour "MONSTER" 」

4月01日(火) 渋谷CLUB QUATTRO
4月05日(土) 広島NAMIKI JUNCTION
4月06日(日) 福岡DRUM Be-1
4月12日(土) 長野CLUB JUNK BOX
4月13日(日) 新潟GOLDEN PIGS RED
4月19日(土) 札幌cube garden
4月20日(日) 仙台MACANA
4月26日(土) 松山SALONKITTY
4月27日(日) 梅田CLUB QUATTRO
4月29日(火・祝) 名古屋CLUB QUATTRO

ギルガメッシュ オフィシャルサイトはコチラ

(OKMusic)


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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги! Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае. Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями, которые, надеюсь, будут полезны и интересны. Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими пейзажами. Кроме того, нельзя не отметить Запретный город в Пекине — истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей. Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации и наполняют невероятной энергией путешественника. В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то особенное: от бурлящих мегаполисов до мирных старинных деревень. А как вы считаете? Какие места в Китае создали на вас самое сильное воздействие? Будет интересно услышать ваше мнение и рассказы! их Хорватии в Словакию