2016-01-05
清春、大阪なんばHatchにてカウントダウンライヴを開催
清春が2015年12月31日、大阪・なんばHatchにてカウントダウンライヴを開催!
12月23日の横浜Bay Hallから始まった、約3年ぶりの全国ツアー〈TOUR 天使の詩 2015『21』〉の2本目にあたるこの公演は、終始オーディエンスのハッピーな空気に満ちた、忘れがたい時間となった。
午後10時を10分ほど過ぎた頃、場内が暗転。SEとともに観客が前方になだれ込み、ステージに登場するメンバー達を拍手と歓声で迎える。2015年最後のライヴ会場の空気を味わいながら、清春が颯爽と舞台中央に歩み出る。「JUDIE」と「ベロニカ」の美しく華やかなメロディが立て続けに炸裂すると、開演前から既に楽しそうにしていた観客の表情がさらに咲き誇った。
「全国でたくさんカウントダウンライヴがある中、よく選んでくれました。ソロでは意外とやってないので、楽しみにしていました」。三代堅(G)、中村佳嗣(G)、沖山優司(B)、楠瀬拓哉(Ds)というサポートミュージシャンを背にして次から次へと華麗に歌う清春。この夜も、3月30日に発売されるニュー・アルバム『SOLOIST』からの楽曲を軸として、数々の心地よい音楽が響き渡った。あらゆる瞬間を聴き逃すまいと、清春の声に全神経を傾けるオーディエンスの姿が印象深い。本編中盤では、「rally」「アロン」「ゲルニカ」を三代と中村のギターのみの、昨年渋谷で66公演を大成功のうちに幕を閉じたPLUGLESS形式で披露。特別な夜を彩る趣向に場内は沸いた。各楽曲のクライマックスで、マイクを通さず“生の声"を響かせる清春に、無数の熱い視線が送られていた。
歌えば歌うほど光り輝くのが、ソロ・アーティストとしての清春の魅力だ。疾走感あふれる曲で畳みかけられた本編終盤では、フロアからどんどん手が伸びてゆく光景が美しかった。「confusion」が披露され、「星座の夜」のイントロを少し奏でたところで、清春が演奏を中断。「あと19秒!」と叫んだ彼に歓喜の表情で応えるオーディエンス。唐突かつ幸福なカウントダウンが始まった。
「HAPPY NEW YEAR! 大阪! おめでとう! 間に合った(笑)。2016年も一緒に歌ったり、楽しんだり、泣いたり、とにかく付いてきてください。そして、一緒に飛ぼう!」。2016年の1曲目は「SLIDER」。どんな時も聴く者に寄り添う名曲が響き、コール・アンド・レスポンスが何度も繰り返される。この熱狂は、その後も増す一方。幸せの絶頂のまま「COME HOME」で本編を締めくくった。
3度にわたるアンコールは、当然のことながら、ハイライトの連続。この夜に初披露されたニュー・アルバム収録予定の新曲や、ソロでは久しぶりの「SANDY」、ずっと手拍子していたくなる「マークはバタフライ」など、清春の唯一無二のパフォーマンスに観客は酔いしれた。
「今年も一緒に、ぜひ、僕と過ごしてください。多分、イイ気持ちになれます!」、「いつか皆の中の“スタンダード"になれる曲をひたすら作りたいと、今の清春は思っております」。彼らしい独特の言い回しで、2016年の幸せな日々が約束された。すべての演奏が終わった頃、時計の針は午前2時10分を指していた。約4時間というたっぷりの演奏時間でさえも瞬く間に感じるようなライヴだった。
「来年もまた、大阪でカウントダウンやりたいです! 多分、僕が一番だと思います! ありがとう大阪!」。まだまだその場で歌っていられそうな生命力を感じさせる清春。最高の2015年の締め括りであると同時に、最高の2016年の幕開けとなった。あの場に居合わせた誰もが、この上ない幸せを噛みしめたことだろう。
年明け仙台から3月20日の福岡まで全国各地を巡るこのツアーから、ますます目が離せなくなった。そして、3月30日発売のニュー・アルバム『SOLOIST』にも期待が膨らむ。オーディエンスは、アルバム発売を前にして、ツアーの中で楽曲が成熟する過程を見守ることができる。この得がたい経験を、ぜひとも各会場で味わっていただきたい。輝くソロイスト・清春の2016年の旅が始まった。
Text by 志村つくね
■TOUR 天使の詩 2015『21』
1月10日(日) 仙台RENSA
1月11日(祝・月) 仙台DARWIN
※PLUGLESS
1月16日(土) KYOTO MUSE
1月17日(日) KYOTO MUSE
1月23日(土) 広島CLUB QUATTRO
1月30日(土) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2月06日(土) 浜松LIVE HOUSE窓枠
2月07日(日) 岐阜CLUB-G
2月09日(火) 名古屋ダイアモンドホール
2月13日(土) 柏PALOOZA
2月14日(日) 柏PALOOZA
2月19日(金) HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
2月20日(土) HEAVEN'S ROCK 熊谷 VJ-1
2月26日(金) 水戸LIGHT HOUSE
2月27日(土) 水戸LIGHT HOUSE
3月05日(土) 金沢EIGHT HALL
3月11日(金) 渋谷CLUB QUATTRO
※FC ONLY
3月13日(日) 高崎club FLEEZ
3月18日(金) 松山サロンキティ
3月20日(日) 福岡DRUM LOGOS
※終了分は割愛
【関連リンク】
清春 オフィシャルHP
清春、ニューアルバム完成を前に3年ぶりのソロツアーがスタート
清春、ニューアルバム『SOLOIST』を2016年3月30日にリリース
清春、VAPEブランド「Beyond Vape」のオープニングイベントでシークレットライヴを実施!
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
清春 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024ファイナル、MUCCとのツーマ...2024-11-22
-
S.Yuya(シド)、2025年に全26公演となる1年を通して行うマンスリー公演の開催決...2024-11-22
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね