2016-04-21
ガールズロックバンドCREAが熱狂渦巻くTSUTAYA O-WESTの舞台上で約束した「信じた未来へ革命を起こすため」の誓い!!
4月14日(木)TSUTAYA O-WEST、「CREA ONEMAN SHOW〜One & Only〜」と題してガールズロックバンドCREAがワンマンライブを行った。この日は、ヴォーカルNakiの誕生日。同時に、昨年から今年春にかけ数多くのライブ本数を重ね、「ライブを通して夢中になれるバンド」として着実にファン支持を広げてきた結果を示す日であり、その成果を手に、次のステージへ飛躍してゆく、そのための試金石となるワンマンライブでもあった。
「革命を起こせ!!」、ライブは『GO+AHEAD』からスタート。冒頭の言葉を詰め込んだ歌を最初に突き付けたのは、この日のライブへ賭けた4人の強いを意志を反映してのこと。絶叫飛び交う場内、「ちっぽけな僕らがこの世界を変えてゆく」。互いに感情剥き出しながら交わしたその想いのやり取りに、胸が高ぶらずにいれなかった。
唸りを上げ疾走する重低音ビートをエンジンに、豪快に駆け続けるハードエッジなロックンロールサウンド。序盤には、気高い女獣となり、強く握った拳を突き上げ挑んだ『ReBORN』や『GO+ON』など、気持ちを熱く滾らせる楽曲を次々投影。
『Liar Angel』や『悪女なあの子』では、艶めいた魔性の魅力を振りまいた歌謡ロックな表情も提示。雄大かつメロディアスな旋律が身体を優しく包み込んだ『LINK』、CREA流の熱く激しいダンスロックナンバー『Last Dance』など、巧みに表情を変えながらも、つねに止まない熱狂をCREAは描き続けていた。
さらに、すべてのマイナス要素を消し去り、光で包みこむように流れた『新曲 タイトル未定1』。激しく攻める姿勢もCREAの魅力だが、心へ眩しい光を注いでゆく歌も嬉しい持ち味。開放した歌と演奏に熱く癒されることも、快楽だ。
「ヤルしかない、わかってるんでしょ」。魔性の匂いを振りまいた挑発的なステージング。中盤を彩った、ダウナーで妖艶なロックナンバーの『リフレイン』。「叫べ、自由の歌を」ファンたちと絶叫のコール&レスポンスを描きながら興奮と昂揚を交わした『REASON』。一転、散りゆく桜を惜しむように、逢えない人への想いを募らせるよう優しく穏やかに流れたのが、美しくも切ないバラードの『桜の咲く道』。客席には、ピンクのサイリウムの桜の花が咲き誇ってゆく。想いを噛みしめるように歌うNaki。その歌声に涙込み上げる瞬間も。なんて胸に痛くも愛おしい歌なんだろう…。
「CREAを5年やってきて、ようやくたどり着いたTSUTAYA O-WESTでのワンマンです。ここへ来るまでがとても不安で。でも、この5年間でこんなに仲間が出来たんだなとすごく嬉しくなりました。ここは、CREAが越えてかなきゃいけないステージ。何かを犠牲にして変わっていくのはすごく怖いこと。だけど、変わっていくことを恐れずに攻めていく自分らでありたいなと、誕生日のこの日に改めて思いました」(Naki)
Hirokaの唸るスラップベースからの幕開け。終盤の熱狂を彩るよう飛び出したのが、CREA流ヘヴィディスコロックナンバーの『Flap×Slap!』。激しく疾走する演奏も魅力だが、ヘヴィ&ファンクなディスコロックもCREAを彩る嬉しい特色だ。ギラギラとした光を全身にまといながらハード&ドライヴィンクな演奏が暴走。誰もが絶叫と拳を突き上げ、舞台上の4人へ挑みかかってゆく。『Windy』が作り出した熱いロックなバトル。そして…。
本編最後を飾ったのが、未来へ走り続けるCREAの意志を投影した『GO MY WAY!』。会場中に響き出した♪WOW WOW WOW♪と唸る絶叫の合唱。互いに熱狂の拳と魂を交わすからこそ生まれる興奮の風景。気持ちをすべて開放するように走る演奏に飛び乗らずにいれるわけがない。ともに未来へ向けたWINDING ROADを走る、その意識を共有しているこの瞬間こそが最上級のエクスタシーだ!!
アンコールは、NakiとAikoによるステージからスタート。まだ未完成とはいえ感謝の想いを届けたくて、2人で『新曲 タイトル未定2』を演奏。Aikoの優しいアコギのストロークに乗せ、想いの一つ一つを、言葉のひと言ひと言を噛みしめるようにNakiが愛しさ満載で歌いかけてきた。なんてメンバーの想いが赤裸々に投影された楽曲なんだろう。この日はアコギを用いたハーフサイズの演奏、完成が楽しみになってきた。
「バンドって続けるものだなって本当に思いました。もういろんな感情が高ぶって、ヤバいですよ。たくさんの笑顔に会えて、また頑張ろうと思いました」(Hiroka)
「ありがとうという気持ちしかないです。これからも、喧嘩しても言いたいことを伝えあい、わかりあえていく関係として、長い夫婦みたいになっていきたいね」(Miku)
「私、めっちゃCREAが大好きで、ことあるごとに愛をメンバーに告白してるんですけど。みんなのおかげで私はここで生きています」(Aiko)
「今日まで支えてくださってありがとうごさいます。これからも側にいてください。まだまだCREAには試練があります。5月には「爆女祭」という7日間連続の難関があります。また一緒に熱狂を作りあげてください」(Naki)
4人でのアンコールは、『新曲 タイトル未定3』からスタート。スリリングなAikoのギターサウンドが身体中のアドレナリンを沸騰させてゆく、魂を熱く熱く滾らせる情熱的な楽曲だ。「君とともに喜び」「君の側で生きていくと知った」。仲間たちと一緒に絶頂を、果ての昂揚を覚えたい。ライブを通し熱狂のバトルを繰り広げてゆくに相応しい楽曲が、またも誕生した。
無数のタオルが上空で熱く熱く旋回し続けてゆく。天からは無数のカラフルなバルーンが会場中へ降り注がれた。「今は生き抜くことを恐れないで、あきらめないで」。『ダリア』が会場中の人たちに、未来へと向かう笑顔と勇気を与えてゆく。この歌を聞くたびに、明日を力強く真正面から見据える力を得ていける。最後はふたたび、冒頭を飾った『GO+AHEAD』を演奏。信じた未来へ革命を起こそうと、みずからの心に火を掲げ、メンバーも観客たちも覚(冷)ましたくない熱に浮かされ続けていた。
演奏を終え、舞台上で泣き崩れるAiko。彼女を慰めるMiku。Hirokaも前を向けず、ただただ涙に浸っていた。「終わりたくないね」とNakiはつぶやいていた。そんな4人の姿を、たくさんの熱い拍手と声援が後押ししていた。この一つに溶け合った熱狂を描き続けてくれるなら、また一緒にこの夢のような熱い物語を見たいなと思う。むしろ、互いにどれだけ本気で気持ちを剥き出しあえるか!?。CREAのライブには闘う意識がとても似合う。それこそが、CREAの掲げた歌のエンブレムだ。
CREAは、5月よりみずからがホストを担う形で、5月9日から15日までの7日間、目黒鹿鳴館を舞台に「爆女祭 Vol.2」を開催する。この日の熱狂を、今度は一週間連続で見せつけてくれるに違いない。
PHOTO: KOKI Yamashita
TEXT:長澤智典
―セットリスト―
『GO+AHEAD』
『ReBORN』
『GO+ON』
『LINK』
『Liar Angel』
『悪女なあの子』
『Last Dance』
『新曲 タイトル未定1』
『リフレイン』
『REASON』
『桜の咲く道』
『Flap×Slap!』
『Windy』
『GO MY WAY!』
-ENCORE-
『新曲 タイトル未定2』
『新曲 タイトル未定3』
『ダリア』
『GO+AHEAD』
CREA Web
http://crea-music.com/pc/
「tkmk爆女祭」Web
http://www.bakuonsai.com/
★ライブ日程★
4.26(火)渋谷DESEO[2MAN]
4.29(金)池袋CHOP
5.04(水)川崎セルビアンナイト
5.09(MON)-5.15(SUN)目黒鹿鳴館「叫べ!爆女祭Vol.02」
5.20(FRI)心斎橋Paradigm
5.21(SAT)名古屋MUSICFARM
5.31(TUE)都内某所※5.09詳細発表
『GO MY WAY!』
『REASON』
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キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
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Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね