薔薇姫

神よ　憐みを…
眠り続ける　迷える森の中で
君は何も言わず　ただ　静かに…　心ヲ閉ザシタ
重い瞼は二人の未来さえも遮り
夢の様な過去へ　記憶の中へ…　君ヲ連レ去ッタ
広がる想い出の景色に心奪われ
零れる涙の理由にさえ気付けない僕はただ…
導きたまえ　精神の鍵はいずこへ
虚無なる空間で立ちつくして…　闇ニ光アレ
術をなくして　救い出せない僕は
絶望に泣き崩れて　寄り添う様に跪き…朱イ口唇ニ
口づけていつまでも祈りをただ繰り返す
過ちが降り注ぐ悲しみの雨に流されるまで…
願いが叶うなら　もう一度だけ目を覚まして
大切なやさしさは近すぎて見えなくなって
失ってから気付いた　愚かだと嘆き続けた…
そして…
『prinsess　Rose　is　woke　up　at　my　last　kiss.
True　love　is　forever』