2016-05-10

AKi、故郷・厚木より待望の初ワンマンツアーがスタート

シドのベーシストである明希が、昨年に始動させたソロプロジェクト“AKi"。年明けからムックとのダブルヘッドライナーツアーで全国を回り、5月1日には全21公演に上る初ワンマンツアー“HEADZ UP&DO IT!"が遂にスタートした。

故郷である厚木での初日公演に続き、5月3日には町田プレイハウスに登場して、「昔、よく近くのスタジオで練習してた」という思い出の街ならではの熱い初期衝動を爆発させた。

ライブハウスを中心に組まれた本ツアーで彼が訴えたのは、丸裸になって声を、想いをオーディエンスと間近でぶつけ合う、ロックバンドならではの魂の交感。ギターに佑聖(ex THE KIDDIE、GUTS AND DEATH)、加藤貴之(兎-usagi-)、ドラムに宮上元克(THE MAD CAPSULE MARKETS)と、昨年2月の1stライブから共にグルーヴを成してきた面々とスリリングに渡り合い、あくまでバンドとしての一体感を追求する様は、手に汗握るアグレッションに満ちていた。結果、パワーコーラスが轟く「HEADZ UP」や、衝動の緩急が得も言われぬ美を誘う「libido」といった本ツアーから初披露の新曲でも、オーディエンスの拳や声の勢いは満点。その様子に「すごい熱気だね。ヤバいわ」とAKiも思わず破顔するが、いわく、ツアータイトルに籠めた意味は「“やるしかねぇ!"みたいな感じ」とのこと。つまり全ては彼の目論見通りで、その熱さのぶんだけリリカルな「Wait for You」やファルセットが甘く響く「LOOP」等、静謐で幻想的な持ち味までも際立たせるのだからズルい。「何かを好きと思う気持ち、それを貫く想いは何より強いと思っています」という言葉を証明するが如く、ひたむきな歌声と重厚なベース音に乗せてありったけのパッションを放てば、ソールドアウトのフロアは狂騒の宴へ。「ロックンロールしてるね! ライブでしか味わえないこの感じに憑りつかれて、ずっと音楽やってます。ロックは好きかい!? ロックンロールは好きかい!?」とパワフルに突き抜けて、オーディエンスの大合唱のうちにライブの幕は閉じた。

この後、ツアーは札幌から鹿児島まで全国を回り、7月18日のZepp DiverCity Tokyoでファイナルを迎える。AKi純度100%のワイルドなロック魂を堪能できるチャンスを、ぜひとも逃してはならない。

photo by 西槙太一
text by 清水素子

■新曲「HEADZ UP / Fx$k the WORLD!」

ツアーグッズ“HEADZ UP & T-SHIRT!【CD付きTシャツ】"のCDに収録

■AKi Tour 2016 『HEADZ UP & DO IT!』

5月12日(木) 梅田クラブクアトロ
5月14日(土) 神戸VARIT. ※SOLD OUT
5月15日(日) 京都MUSE ※SOLD OUT
5月19日(木) Live House 浜松窓枠 
5月20日(金) 名古屋ボトムライン
5月25日(水) HEAVEN'S ROCK宇都宮VJ-2
5月29日(日) 広島クラブクアトロ 
5月31日(火) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3 ※SOLD OUT
6月10日(金) 福岡DRUM LOGOS
6月12日(日) 鹿児島CAPARVO HALL
6月18日(土) 高松DIME
6月19日(日) 松山サロンキティ
6月22日(水) 郡山CLUB #9 
6月24日(金) 仙台Rensa
6月26日(日) 札幌PENNY LANE24
-FINAL-
7月18日(月・祝) Zepp DiverCity Tokyo

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