2016-11-09

MERRY、結成15周年ライヴにてニューシングル発売&日比谷野音ワンマン開催を発表

MERRYの結成15周年ライヴ『MERRY 15th Anniversary Greatest Hits or Not Greatest Hits ~Special 2night【白い羊】【黒い羊】~』が11月7日、東京・ステラボールで開催された。

そこで2017年2月にニューシングルをリリースすることを発表! さらに、2017年5月5日に約3年ぶりとなる日比谷野外大音楽堂公演を開催することを発表した。

11月7日はMERRYが結成後初めてライヴを行なった日。その記念すべき日に、ライヴバンドMERRYとしての魅力を、着席スタイルでじっくりと聴かせる【白い羊】と、パワー爆裂のスタンディングライヴ【黒い羊】の2公演で魅せた。

【白い羊】では、ミラーボールの光が乱舞する中、真っ白なスーツに身を包んだメンバー5人に、キーボード、トランペット、トロンボーン、サックスを加えたビッグバンド編成で「黄昏レストラン」や「躊躇いシャッフル」、「アタシは捨て猫」「林檎と嘘」など、MERRYの哀愁ナンバーを次々に繰り出し、一瞬にしてステラボールを大きなキャバレーに変えた。また、通常のライヴでは熱量高く演奏される「カナリヤ」や「千代田線デモクラシー」、そして「梟」をアコースティックバージョンで披露し、歌に込めたメッセージをしっかりと刻み付けたのも印象的だった。

MERRY初期の代表曲「ジャパニーズモダニスト」で幕を開けた【黒い羊】では、「バイオレットハレンチ」や「絶望」「オリエンタルBLサーカス」など、新旧選りすぐりのアッパーチューンをほぼノンストップで投下し、会場を大いに盛り上げた。熱気がどんどん上がってくると、黒いジャケットを着ていたメンバー達も熱さに絶えられず薄着になっていく。やがてガラ(Vo)が上半身裸になると、これぞMERRYの真骨頂と言わんばかりに、会場はさらにヒートアップ。「千代田線デモクラシー」「消毒」「The Cry Against ME」など本編全16曲を駆け抜けた。

ニューシングルの発表と新曲を披露したのはそれぞれのアンコール。今年1月にリリースして以降、大事に歌い続けてきた「平日の女 -A面-」を【白い羊】ではピアノとの弾き語りで、【黒い羊】では「平日の女 -B面-」を聴かせた後、新曲のアコースティックバージョンとバンドバージョンをそれぞれで演奏した。タイトルはまだ発表されなかったが、新曲は"俺は何も望まない"という歌詞が耳に残る、MERRY節炸裂の哀愁ナンバーだ。

メンバー5人で無事に迎えられた15周年。その喜びと感謝の気持ちを"目の前の人達を幸せにしたいだけ"と歌う「Happy life」に込め、さらなる飛躍に向けて逸る想いをWアンコールの「T.O.P」に込め、15周年記念ライヴを締め括った。

Photo by 中村 卓

■【リリース情報】

シングル「タイトル未定」
2017年2月発売
※詳細は後日発表

■【ライヴ情報】

2017年5月05日(金・祝) 東京 日比谷野外大音楽堂
※詳細は後日発表

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