ハッピーエンド
僕ひとりじゃ迎えること出来ないから
僕の隣僕の好きな君がいてほしい
叶うのなら僕の好きな君はいつも笑っていて
二人がいるこの世界を見つめていて
僕は今まで目立つことなく平凡な毎日を送ってた
得意なことも追うべき夢も手にしたことなどなくて
辛かった。
ただ過ぎてゆく毎日を耳を塞いで過ごすのが
でもね僕はそんな僕は「この世界の主人公」だって
まだ密かに疑えずに信じてたりして
そんな風に思ってなきゃすぐにどこか消えちゃいそうで
だからどうか僕のことを探さないで
希望を敢えて言うなら、たった一つ
今まで読んだどのお話でも
物語のおしまいには、主人公のすぐ隣には
全部かけて守り抜いた大切な人が
笑っていて、手を繋いで、二人はとても幸せそうで
だから僕のこの小さな物語の終わりも
ハッピーエンド
僕ひとりじゃ迎えること出来ないから
僕の隣僕の好きな君がいてほしい
叶うのなら僕の好きな君はいつも笑っていて
僕が生きる、君が生きる
二人がいるこの世界を
見つめていて
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