かわいた都会が モノクロに
硝子の夢をくだいてしまう
遠い記憶のやさしい想い
もう手のひらをこぼれ

ひとりきりで瞳をとじて
心のありかを捜すけど
迷いかけた溜息が
ブルーに泣いてる

ことばの向こうでちぐはぐに
誰かが罠をはりめぐらして
抱いているほど抱かれてるようなら
なぜ振り切れもしない

ひとりきりで見てるのは
鏡の疲れた背中だけ
まぎれこんだ夜までが
ブルーに泣いてる

ひとりきりで行けるのに
心は誰かを待っている
ふりかえれば風さえも
ブルーに泣いてる


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