ささくれた寂しさが滲む夕焼け
笑いながら喰いしばる口にこめかみが痛む
伸びる影にため息 並んでいたはずの君の声こぼれてる

多分空は知ってる 表も裏も

ほら花火が目に染みる夏の夜と
悲しさに染まる僕を見て 空が泣くことはない

また何を信じて 何を疑って
誰にだまされ 誰をだますんだろう

ほら花火が目に染みる夏の夜と
悲しさに染まる僕を見て 空が泣くことはない

ほら帰り道 そんな意地悪な空に打ち上げられた
花火のように散れやしないよ

みっともないくらい 泣き明かしたい




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