目指していたもの すぐそばに見えるの
望んだ世界 もう目の前
ねぇ聴こえるかしら 早く脈打つ鼓動
狙い定めて
さあ、矢を放つのよ

生き急ぐように 走った荊道
刺さった棘も 気付かぬふり
ああ 腐敗して行く忘れた古傷を
放ったまま 誰も触れないで頂戴

描いた魅惑の夢 願った不変の愛
この手で掴むと 信じて止まないの
一番に欲しいものは
眩しすぎて目が眩むから
手探りで手繰り寄せ
運命の星

身体に眠る棘は 己で射た矢だと
武器の愚かさを 身を以て知ったの

戦うこの身一つ 挑んで負った傷を
目を逸らさず ありのまま愛しなさい
時に隠し 時に悔み
新たな傷を負うだろう
それこそが手に入れた
美しい星

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