いつかは君は忘れてしまうのだろう
記憶は薄れてく
いつか今日のことを話題に出来るように
生きてみてもいいよね?
進路の希望用紙
未だ空欄の秋
放課後君と二人で話した
それぞれ目指す未来を
「いつか」を当てにぼんやりしてることが
恥ずかしくなるほど
「いつか」を明確にイメージしてる君
僕は周回遅れ
なりたい自分もない
好きだなんて言えない
このまま大人になれば
会わせる顔もない
「あんなことあったね」って話す権利を
得られるように
負けずに生きるよ
いつかまたどこかで君に会ったときに
思い出させたいんだ
そして一緒に笑って話せることが
僕が今、目指す未来
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