不滅の月夜に迷い込んで
子猫のようにじゃれ合っては
遮るその木々が 儚き終わりを告げるから

『どうして』と嘆く程に答えは流離う風の中
砂塵を巻き上げ心 打ち砕いた

例えば 水が無くて開く花が無いように
例えば 花の消えた世界の夜明けよ

知りて朽ちて返り咲く輪廻を信じた暗夜も
知りて苦してそれでも失えないこの朝も

そうだ 夢なら怖くない
ひとさじの幻想に懸けた空想
願いは 過酷に咲く 心の花を散らせるだけで
Ah…
弾けたのは涙の種と 寄り添いあうその御魂よ
伏した眼に目隠しした先に進まぬよう
あの日のまま 不滅の月夜のまま

広げられた腕は大きくて
恐れをも吹き飛ばせるかも
言葉にするほど 何故だか脆さは増すばかり

『どうして』にぶつけたのは行き場を無くした不条理で
嵐が止む日は遠く 届かぬ声

例えば 水が無くて開く花が無いように
このまま この心はどうなると言うの

知りて朽ちて何度も倒されて疼いた暗夜も
知りて苦してそれでも立ち上がれたこの朝も 

そうだ 夢だろう告げてくれ
ひとさじの甘えに頼る妄想
願いは 過酷に散り 心の花の跡地は寂びた
Ah…
弾けたの涙の種荒れた大地に 寄り添いあうその御魂よ
伏した眼に目隠しした時間が止まるよう
あの日のまま 不滅の月夜のまま

知りて朽ちて返り咲く輪廻を信じた暗夜も
知りて苦してそれでも失えないこの朝も

そうだ 夢なら怖くない
ひとさじの幻想に懸けた空想
願いは 過酷に咲く 心の花を散らせただけで
Ah…
弾けたの涙の種荒れた大地に 寄り添いあうその御魂よ
伏した眼にもあの日の景色は映し出されて
ひとさじだけ 幻想を残していた

知りて朽ちて何度も倒されて疼いた暗夜も
知りて苦してそれでも立ち上がれたこの朝も――『真実』

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