見上げれば 冬の星座が僕に囁いていた
このくたびれた町にもそれなりに夜の灯りがともり
そいつがノイズになり
そのメッセージを僕は捉えることが出来ないけれど
ベルトを忘れたオリオン
おまえに僕が見えるのかい?
僕にはおまえが見えるよ
視線を足元に落とせば水たまりに街灯
歩き慣れたアスファルトに過去 未来がちらついては吐き気がする
そいつは僕の夢 僕の遺書 愛すべき欠落達
数秒先の未来を照らす街灯の灯りの様に
日々代わる代わるも抱く絵空事が明日を照らしてるようだ
忘れちまった夢 果たせなかった約束
「」
なにもない
悲しみに用は無い
なにもない
なんでもない
愛する全て
全ては忘れゆくだけ
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