闇の中 轟音の中で 気の触れた柔らかな笑顔
凍りつく全ての指先に 力込め終わりを覚悟する
残された時間はどれくらいだろう 絶望がすぐそこまで来ている
残念だ 宿命だ 空を睨む もうすぐこの声も
泡に変わっていく
濁った水かさが胸まで増して 思い出が駆け巡る
命尽きた後の空は無いのでしょう
体も記憶も何もかも全て消えてしまえばいい
ねえ でも一つ望みを叶えられるなら
天国とか地獄とか来世とか
なんだっていい 君に幸あれ

楽しんで笑って悔やまないように
過去なんて顧みずやってきた
夢見て身勝手 色鮮やか 浮かれ過ごしたけど
痛まなかった棘が痛い
こんな僕(ヤツ)でも誰かの為になって生きてこれたのか
大きな幸せより小さな後悔が
押し寄せる 思い出も細胞も全て抹消して欲しい
ねえ でも一つ望み叶えられるなら
天国とか地獄とか来世とか
どうだっていい 君に幸あれ

命尽きた後のセカイ無いのでしょう
体も記憶も何もかも残さずに消して欲しい
現実の濁流が身体をもてあそぶ
祈っても 叫んでも 叶わない されどいつかは滅びる
ねえ でも一つ望みを叶えられるなら
天国とか地獄とか来世とか
なんだっていい 君に華やぎを

R.I.P.

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