校舎裏で ひそひそ話をしている
誰も知らない秘密の話
それを見下ろす 飛行機雲は笑った
来週にはきっと みんなにばれている話

彼はきっとあの子のことが好きで 僕は実はあいつが嫌いで
だけどみんなこのままがよくなって
ギター弾いて うたをうたって
コンビニで溜まって帰る

ただそれだけの毎日を生きてるだけ

夜が更けたらどこかへ消えてしまおう
誰が泣いてくれるかな なんて
パパとママとあの子と犬と...
「そのくらいか」
って早く寝なきゃ 明日も早いや

廊下 階段 教室に午後の陽射し
どこか なんか 触れていたいなって
繋いだ手は机の下に隠して
猫みたいにじゃれあってさ
これって一体なんなの

恋ってなんだ
愛ってなんだ

夢を見てる どこかでそれに気付いてる
今が二度と訪れないことも
だけど初めて出会ったの
初めての世界で 迷子もいいね あなたとなら

ありふれた全部がありふれたまま過ぎ去って
思い出になったよ また会いたいな

また会えるよ どこかでまた会えるよ
きっと僕等 似た者同士だから
互いの知らないところを増やしてまた会おう
それを見せてほしい
「いつかね。」

窓辺 カーテン 誰も気づかないように
くるまって 聞いた筈の秘密の話は
なんだったっけ
なんだったっけな


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