末期(まつご)に 堕(お)つる 闇(やみ) 深(ふか)く
欺罔(きぼう)の 罪(つみ)を 恥(ち)で 贖(あが)え

果(は)たせば 労(ろう)に 報(むく)いると
出任(でまか)せ 恩(おん)を 無(な)みとするか

手向(たむ)けは 一筋(ひとすじ)の 泪(なみだ) 
无冠(むかん)を 弔(とぶら)う 後悔(くやみ)の 黶(あざ)
無(な)かれば 二粒(ふたつぶ)の 舎利(しゃり)を
襲(かさ)ねる 鼠害(そがい)は
祈念(きねん)の 限(かぎ)りに 留(とど)まぬ

あれよ 惨(みじ)めな 撥(は)ねた 鼠(ねずみ)
目障(めざわ)りな 功徳(くどく) 揉(も)み消(け)そうぞ

否(いな) 故意(こい)に 非(あら)ず
如何様(いかよう)に 捉(とら)えるも
御心(みこころ)の 随意(まにま)に

実(げ)に 惘(あき)るぞ 豈図(あにはか)らんや
よも 阿闍梨(あざり)の 差(さ)し金(がね) 也(なり)と

好(よ)しに 過(す)ぎた 柄(がら)の 所為(せい)か

抑(そも) 白河(しらかわ) 延暦(えんりゃく)の 罠(わな)
山(やま)の 寺(てら)の 囂(かしま)し 破戒(はかい)の 極(きわ)み

好(よ)しに 過(す)ぎた 面(つら)の 皮(かわ)ぞ

褒美(ほうび)の 反故(ほご)など 知(し)らぬ
憾(うら)むは 棄(う)ち遣(や)る 無体(むたい)と
謀(たばか)り 欺(あざ)く 様(よう)な
小者(こもの)を 見抜(みぬ)けぬ 己(おのれ)の 愚(ぐ)よ

拭(ぬぐ)い去(さ)るのは 一筋(ひとすじ)の 泪(なみだ)
成(な)せりを 葬(はぶ)りし 報(むく)いの 黶(あざ)
無(な)かれば 二粒(ふたつぶ)の 舎利(しゃり)を
襲(かさ)ねる 鼠害(そがい)は
傲(おご)りの 対価(たいか)に 収(おさ)めよ

 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   覇道明王へのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴