ブレーメンへ行こう 老いた驢馬は粉挽き小屋を逃げ出した
一夜にして孤独な身さ 濁った空を見上げ

積日の想いより牧草は重いのか

ブレーメンへ行こう 老いた猟犬(いぬ)は銃を向けられ逃げ出した
街外れに置いていくのさ 名前の書いた首輪

標的を追う身からいつしか追われる身に

疑うこともなく 倦(う)まず弛まず主に仕えてきた
人は気にも止めない

ブレーメンへ行こう 老いた猫は溺れる前に逃げ出した
お気に入りは竈(かまど)横さ 新入りが来るまでは

餞別をくれたのは分別のある鼠

ブレーメンへ行こう 老いた雄鶏(とり)は茹でられぬように逃げ出した
王様にはなれないのさ 冠を持っていても

朝を告ぐ鳴き声が止まれば朝は来ない

疑うこともなく 倦(う)まず弛まず主に仕えてきた
人は気にも止めない

童話の森を抜けフライマルクトへ 五つ目の季節が訪れ
終点に辿り着く
寄せ集めの楽隊は名を上げた
そして時間を追い求めて 闇のサーカスへ

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