編み込んだ目は味わい深く さりげなく
ミステリアスとか 意味深に言っておこう
触らぬ神に祟りなし って言うでしょう
目は合わせるな 鏡越し 故に曖昧

通りで買ったカーネーションが変色したら逃げるんだ
計算式だけじゃ手に負えずに迎えが来るよ

言葉につまる瞬間に 我が身引き裂ける想い
側にいないとかって些細な議論は 今不必要
思っていても鼓動で 我が身破裂寸前の危機
錆びたナイフは捨てておこう あしたは晴れる

マネキンヘッドを投げつけた 街灯が点滅始めた

どうしたら また紙粘土的なものに
斬新ね とか言うのもなんか違う
君子危うきに近寄らず  って言うでしょう
視線はクロール 空返事 故に仄か

低温保存溶け出した 脱兎の如く逃げるんだ
前線は撤退だ 万策尽き 半死半生

言葉につまる瞬間に 我が身引き裂ける想い
堪忍袋の尾が切れそう 議論はもう不成立
思っていても鼓動で 我が身破裂寸前の危機
錆びたナイフを捨て忘れ あしたは雨

マネキンヘッドを踏み付けて 交差点で傘を捨てた

言葉に詰まる瞬間に 我が身引き裂ける想い
無くなって困るものは無い 議論はまだ続くかい?
思っていても鼓動で 我が身破裂寸前の危機
錆びたナイフは研ぎ上げた あしたの為に

心は何処に向って 我が身諸共粉砕し
救いようない顛末を ああ無情と欺いて
一晩経って我に返る 二階級特進回避
研いだナイフに錆びが浮き 雨は雪に

マネキンヘッドを蹴り上げた 信号は青に変わり
マネキンヘッドは粉々に ダイヤモンドダストの恋


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