別れとは次の出逢いに繋がる
避けられない門出だと言い聞かせても
溢れる出る涙

出来るなら離れたくないのに何故
夢と言う名の方舟 漕ぎ出してゆく
何度目のさよなら

君と肩を並べて見上げた夜空
変わらずに 今も星達は
笑っているのにね

何かを求めるたび 失くしてく物
理不尽な輪廻の中で
繰り返す卒業

それぞれが積み重ねた毎日の
終わりの無い競争とその傷跡は
生きて来た印

摩天楼の谷間で羽ばたく鳥は
吹きすさぶ 風に叩かれて
それでも生きて行く

望むままにいつでも伸ばすこの手に
届かない物がある事
分かっていたけれど

沈みかけた泥舟 逃げ出す勇気
欲望の連鎖の渦から
自由への卒業


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