僕の前だけで
今夜だけ独身に戻る君を僕は責めなかった
時間が許すまで
恋人でいられる気がしてしまってたんだ

「もしも二人 もっと早くに
出会っていたら どうなっていたかな?」
そんな風に君が言うから答えたんだ
「今より幸せになってたんじゃない?」

真っ先にひらいた この花が散ることを
わかっていながら まだ甘い夢を見てた
それでも 今夜だけでも 隣にいられたら
僕はそれだけで幸せで君と笑ってた

いつもはどんな顔をしているか
どんな毎日を送ってるか知らなかった
薬指の指輪だけが
僕になにか教えてくれた

電話さえ許されなくて
でも抑えられるとまた会いたくなった
今夜、元にあった場所に君を戻さないで
このまま連れ去れたら

真っ二つにわれた道の真ん中に立って
「帰って欲しくない。」と言えずに手を握った
君は困った顔のまま 僕の肩に顔を付けた
二つの影がまた一つになった

東京駅前の深夜 陽が落ちた赤煉瓦
植物園のストーブ 初雪が降った朝
もしも二人もっと早くに出会ってたって
報われないってわかってた でも忘れたりできないなら
いま時間を戻そう

なんにもいらなかった 君がいてくれたら
一ヶ月に一度だけ甘い夢に触れた
この恋が綺麗な秘密で終わるように
ちゃんと終わらせるから

この物語にハッピーエンドなんてないと
わかってても これで最後と誓っても
何度だって破り捨てて また二人で迎えた日々を
もうこれで本当に

最後にしてしまうね
今まで嬉しかったよ
どこまでも優しい君が好きだったよ
じゃあもう夢から醒めるね
この音が止まったら そこで手を離すね
さようなら


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