鏡 凪ぐ水面が 映し出す
流れ 消える 雲が またひとつ

愚かだろうか ながい夢を見続けて
ひとりになった 歌を歌いながら

御空の碧さに 目をあけて
帰らぬあの日に 手を振って
溢れた涙を 歌にのせて
響け 今 どこまでも

夢よ覚めないで

ぎらり 揺れる炎が 胸を照らす
本当に欲しいものは どこにもない

失くしたすべてが つよく 心切り刻んで
嘆きの波が 僕をさらっていく

御空の夕紅 目を焼いて
帰らぬあなたに 手を振って
溢れた涙を 歌にのせて
響け 今 どこまでも

君よ 羽ばたいて

御空 星の海 目を閉じて
帰らぬすべてに 手を振って
溢れた涙を 歌にのせて
響け 今 どこまでも

遥か彼方 行き着く果ては
暗い闇か 光か
あなた どうか 悲しまないで
響け 今 どこまでも

夢よ覚めないで

風にたたずむ花 誰も知らず
枯れていく運命ならば


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