沈む夕日と伸びた影に追われて
次に逢う約束 切り出すのが怖かった
君と僕をさらって8時のバスは
「ずいぶん遠いとこまで来たね。」って少し笑った

夢中で混ぜあって 溶け合った 青と春さ
開いたアルバムから ゆっくりと ゆっくりと 次のページへ

ありがとう ありきたりなこの言葉で 済ませたくはないけど
ここから歌にすれば 枯れるまでは 僕の意味だから

届いた手紙の封を初めて切った
あの日の喜びを逃さぬように 閉じ込めて

嘘や 争い 期待 迷いとか疲れたなれ
ここに帰っておいで 気休めで 一時で 構わないさ

ありがとう 一つ一つ届けるのは 難しくなっても
後ろに続く道を 振り返れば そこに糧がある

ありがとう 離れてても 側に居ても 全てのあなたへ
冷めない微熱はまだ 七色架かった空へ向かって 越えるまで

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