D/7th Rose

絡繰り絵巻

D


word: ASAGI music: Ruiza

『7th Rose』収録

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  • なんとお労しや 期には限りがあるのでしょうか
    去りし半世紀の記憶 そのめくるめく浪漫は回転木馬

    明けを思えばこそ暮れを慈しむのでしょうか
    夢は見れなくとも夢を覚えているのでした

    十六夜は眼に映りゆき
    そこはかとなく心は芽生えた

    絡繰りは空回り殻となり 届かぬ声を洩らして
    わたくしは遂には終の意を知るのです 嘆かわしや

    尊き魂の目覚めは
    人のみぞ許された約束

    絡繰りは空回り殻となり あなたの傍には行けず
    躊躇いは溜め息と黄昏 夜の帳を落として
    わたくしをせめて生を受けたかのように眠らせて

    絡繰りは空回り殻となり
    絡繰りは空回り殻となる

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