色あせてゆく 町並は
秋の弱い光に 照らされてる
過ぎた夏の思い出が
落とす影の 色は濃いよ
ふと かげろうの様なあの日 思い出しては
はしゃぎすぎたみたいだと にが笑い

町は秋風 さみしくなるばかり
占いさえもこのごろは ついてないおいらさ

咲き遅れた白い花
捨てちまった愛を 思わせる
高くなる空の色に
ひとりとり残されそう
愛はみなひと夜の夢だと 思ってたけど
今じゃあの子のぬくもり さがしてる

町は秋風 さみしくなるばかり
占いさえもこのごろは ついてないおいらさ

照りつけるそんな日に
強がって見せた それだけさ
小さな幸せを
見過ごしてしまった
心 狂わせてしまう光に ある日気づいてみれば
夏から秋へのおかしなものがたり

町は秋風 さみしくなるばかり
占いさえもこのごろは ついてないおいらさ

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