2021-01-02
大原莉奈(HOT DOG CAT)卒業公演当日の舞台で「卒業撤回宣言!!」。その選択に納得!?炎上?!
12月30日(水)、HOT DOG CATは渋谷CLUB QUATTROを舞台に、最新シングル「楕円形メリーゴーラウンド」の発売記念公演として「楕円形メリーゴーラウンド 発売記念FINALワンマン〜潜れ!潜れ!潜れ!海底1210万マイルへ〜」を開催した。この日を持って、創設メンバーの大原莉奈がグループを卒業……のはずだったが、いきなりの大どんでん返しが起きた。それが…。
ライブを始める前に、メンバー全員が舞台に登場。そこで、大原莉奈が告げたのが、「大原莉奈、卒業撤回宣言!!」だった。その内容が以下になる。
「9月に卒業を発表してから今日まで、HOT DOG CATのために出来ることを模索しながら活動を続けてきました。12月に入ってからは最後のイベント、最後のライブ会場が増えていき、その中で今のHOT DOG CATの状況に悔しくて涙を流している自分がいることに気がつきました。
3年半、様々なことに立ち向かい、乗り越え、ここまで来れたことを誇りに、もうやり残したことはないと卒業を発表しましたが、こんなに悔しくて涙を流せるほどのことがあるのに、ここで卒業してしまって後悔はしないのかという葛藤が生まれました。たくさん悩んで考えた結果、わたしはまだこの6人で、HOT DOG CATで乗り越えられていない壁を乗り越えたいと決断しました。なので、大原莉奈は今日でHOT DOG CATを卒業することを撤回します!!
1年前から卒業を決めていたわたしに、HOT DOG CATとしてまだやり残したことがあることに気付かせてくれたのも、会いに来て、支えてくれたみんながいたからです。これからも今までと同じようにHOT DOG CAT大原莉奈を見守っていて欲しい、応援して欲しい…と、わたしに言うことは出来ません。わたしがみんなにしてしまったことは幻滅させてしまうことかも知れないし、もう顔も見たくないと思われてしまうことなのかも知れません。「卒業発表したんだから、潔く辞めろよ」と言われても仕方がないと思います。それでも人生は一度きりだし、2年半HOT DOG CATとして続けてきたからこそ、3年半I-GETのメンバーとして活動してきたからこそ見つけられた次の目標に向かって、これからもHOT DOG CATのメンバーとして活動をしていきたいと思いました。なので、わたしはHOT DOG CATを卒業することを辞めることにしました。
「あのとき、りなるんが辞めなくて良かった」と思われる存在になれるよう、これからは今まで挑戦してこなかったことにも挑戦し、この6人で乗り越えられていない壁を乗り越えていきたいと思います。この恩は、わたしのこれからの活動に対する姿勢と結果でかならず返していきます」(大原莉奈)
「今朝、りなるんから「HOT DOG CATを卒業することを辞めたい」と言われました。一度決めたことを撤回する。人生を選択することは、そんなに簡単なことじゃないと思います。そんな中で、りなるんがこれからもここに残る覚悟を決めてくれたこと、私たちは嬉しく思っています。中には「HOT DOG CATふざけてんのか」って思う人もいるかも知れません。それでも、私たちはこれからもこの6人でステージに立つことを決めました。これからも、この6人でもっともっと上を目指していきたいです」(白河陽奈)
大原莉奈と白河陽奈が強い決意を述べたあと、HOT DOG CATがライブの始まりに選んだのが「曖昧me」だった。「曖昧だっていいじゃない」という内容の歌を、曖昧じゃない強い意志を示したうえで歌うところに矛盾を感じる人もいるかも知れない。でも、よーく考えて欲しい。人生を選択するうえで、正しい答えはいくつだってある。そのときの決断が、そのときの自分にとっての正解。その決意が後に覆ろうと、そのときの答えが自分の中で正しければ、結果的に曖昧な答えとして見えたっていいじゃない。その姿勢を、HOT DOG CATは最初の歌を通して伝えてきた。この日のメンバーたちのライブへ向かうテンションが、ハンパなく高かった。この6人で未来を勝ち取る決意を示した直後だからこそ、その熱意がライブ姿からダイレクトに伝わってきた。その姿へ触発され、一瞬にして胸が昂り、嬉し涙が出そうなほど高まっていた。今宵のライブ、最初からクライマックス状態だ!!!!!!
たとえ、卒業撤回発言によって世間が炎上しようと、気になんかしてられない。なぜなら,出した答えには確かな決意が込められているのだから。6人は、炎上さえも自分たちのエナジーに変えて突き進むんだと宣言するように、「炎上キャンプファイヤー」を力強く歌っていた。6人の熱した意志に触発され、高ぶる気持ちが止まらない。観ている側の気持ちも、すっかり炎上(熱情)状態だ!!!!!!
進む道に、選択してゆくいろんな色があってもいいじゃない。その時期、その時に、最前の道を選びながら、HOT DOG CATはこれからも笑顔で走り続ける。今日、この日選んだ色(選択)が、HOT DOG CATの未来を輝かせる色になっていくと宣言するように、6人は気持ちを一つに「イロイロナイロ」を歌っていた。
熱狂を乗せて周り続けようと、HOT DOG CATは最新シングル「楕円形メリーゴーラウンド」を歌いだした。どんなことがあっても自分を見失うなと彼女たちは歌いかける。全身から自信と勇気という光を放つ今の彼女たちの姿が、HOT DOG CATの未来を作っていくのは間違いない。続いて披露したのが、白河陽奈・黒沢あかり・東條紬の3人で歌ったBilly & The Slutsのカバー曲「DA・DI・DA 魔法の扉開く三つの呪文」だ。メンバーたちはカラフルなペンライトを手に舞台の上で華やか歌い躍っていた。その華やかさをさらに彩るように、ふたたび6人編成でBilly & The Slutsのカバー曲「Believe in your dream」を届けてくれた。
6人は、愛らしさを振りまきながら「オフィーリア~君に会いたくて~」を歌いだした。6人が気持ちを一つに作り上げる美しくも力強いハーモニーに触れ、自分の気持ちまで色づいてゆく。「キミが、キミが、好きだ」と力強く真っ直ぐな目で見つめられ歌われるたびに、胸が破裂しそうだ。フロア中の人たちも、高まる気持ちを抑えらさず、もどかしさを覚えていた。恋してるときの、どうしようもなくときめく気持ちを、まさかここでこんなに感じれるなんて…。胸か苦しくて、いたたまれない!!!!!!
鈴本りんの煽りを受け、フロア中から熱いクラップが飛び交う。その声を東條紬や桐谷ひとみが、いつしかメンバー一人一人が変わり変わりに煽りだす。「大原ふざけんなよと思ってる人はクラップ」の煽りで、メンバー5人が全力でクラップする場面も。その楽しさを受け、「凸凹フレンズ」へ。互いが互いの良いところも悪い面もわかったうえで同じ夢に向かって走っている。そんなデコボコな6人の姿を彼女たちは舞台上で見せていた。メンバーどうしで無邪気にはしゃながら歌う中へ、一緒に加わって騒ぎたい!!!!!!
「ここからはエモエモセトリだから盛り上がっていきましょう!!」(白河陽奈)の言葉に続いて飛びだしたのが、HOT DOG CATの活動初期からライブに熱を生み出してきた「青春18キック」。メンバーたちのテンション高い歌声が、ビシバシ胸を蹴りあげる。6人の気持ちのアクセルは全開状態。その勢いを受け、フロア中の人たちが無言で、力強く拳やペンライトを振り上げていた。もっともっと弾けたい!!!もっともっと輝きたい!!!!!!
一人一人を熱狂と一緒に輝く世界へ連れだすように、HOT DOG CATは弾けた笑顔と晴れた声で「キラキラ☆ポジティブ」を歌いだした。キラキラな自分にこの歌が塗り上げてゆく。くしゃくしゃの笑顔が、気持ちを輝かせる。メンバーらの「キラキラ☆ポジティブ」の声に合わせ、フロア中が無数のペンライトの光によって輝きの波を作っていた。誰もが無邪気な姿になって輝ける、この瞬間が大好きだ。だからこそ、いつものように、いつもの場所で、笑顔のまま、こうやって一緒に無邪気に騒ぎ続けたい。HOT DOG CATの歌う「イツモノヨウニ」が、観客たちを眩しい青春時代に連れ戻してゆく。メンバーたちの熱量満載のアクションにやられ、嬉しい目眩を覚えていた。
ライブも終盤戦へ。胸をキュッと鳴らすような恋心を、「純情アイスティー」に乗せて歌いだす。「好きだ、好きだ」の言葉を耳にするたびに、ハートがドキドキしてゆく。いつも以上に大きなアクションで歌う彼女たちのグイグイせまる勢いに押され、ハートが騒ぎっぱなしだ。「このときめきは止まらない」。ふたたび気持ちのテンョンをマックスまで上げるように、HOT DOG CATは「オリンピック・ハイテンション」を熱く歌いだした。沸き立つ気持ちを全力でぶつける姿がとても輝いている。この楽しさ、もっともっと贅沢なほど味わい尽くしたい。気持ちが高まり過ぎて壊れそうだ。その楽しさこそが、生で味わうライブだからこその醍醐味。こんな「ワンダフルライフ」なら何回だって 、何十回、何百回だって味わいたい。フロア中の人たちが、メンバーを真似てワンニャンポーズをしてゆく様も愛らしい。
最後にHOT DOG CATは、ふたたび「楕円形メリーゴーラウンド」を届けてくれた。自分を見失わずに進む先には、信じた想いが叶ったときの景色がきっと待っている。大原莉奈が出した卒業撤回の決意。6人で夢をつかんだとき、この日舞台上で宣言した気持ちが正しかったと思えるはずだ。それを信じて、今は走り続けて欲しい。゛
PHOTO:本間裕介
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
大原莉奈コメント
https://twitter.com/HOTDOGCAT_info/status/1344280661599784961/photo/1
HOT DOG CAT 2nd シングル「楕円形メリーゴーラウンド」発売中
HOT DOG CAT 「楕円形メリーゴーラウンド」MV
2021年1月3日(日)新木場スタジオコースト
「アイドル甲子園」
2021年1月4日(月)渋谷TSUTAYA O-EAST
「I-GET祭 ワンコインお年玉LIVE!!! @ TSUTAYA O-EAST」
開場12:30/開演13:00
前売500円 / 1階最前席2,021円 / 当日1,000円 (別途1ドリンク代) ※再入場不可
【出演】 READY TO KISS / SAY-LA / HOT DOG CAT / Qnto syrup / BABY TO KISS(順不同)
2021年1月30日(土)青山RizM
「HOT DOG CAT不定期公演」
開場 12:20 開演13:00
前売 3000円 当日 3500円 (ドリンク代別)
HOT DOG CAT Web
http://iget.get-crazy.jp/hot-dog-cat/
HOT DOG CAT twitter
https://twitter.com/HOTDOGCAT_info
HOT DOG CAT YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCa9R065M5c1UM-o4v_wAcbA
大原莉奈 twitter
https://twitter.com/rinarun1028
白河陽奈 twitter
https://twitter.com/_hina_shirakawa
黒沢あかり twitter
https://twitter.com/_Akari_kurosawa
鈴本りん twitter
https://twitter.com/Rin_Suzumoto
東條紬 twitter
https://twitter.com/mugi___cha__
桐谷ひとみ twitter
https://twitter.com/kiritani_hitomi
セットリスト
「曖昧me」
「炎上キャンプファイヤー」
「イロイロナイロ」
「楕円形メリーゴーラウンド」
「DA・DI・DA 魔法の扉開く三つの呪文」
「Believe in your dream」
「オフィーリア~君に会いたくて~」
「凸凹フレンズ」
「青春18キック」
「キラキラ☆ポジティブ」
「イツモノヨウニ」
「純情アイスティー」
「オリンピック・ハイテンション」
「ワンダフルライフ」
「楕円形メリーゴーラウンド」
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
HOT DOG CAT 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
-
Daccoの47都道府県を巡る20周年記念ツアー「そうだ47都道府県、行こう」がスタート2024-11-08
-
初の日本武道館ワンマン公演に挑むDEZERTの軌跡に密着したドキュメンタリー映像...2024-11-06
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者