2011-08-20

Brand New Vibe 、青春真っ只中っていう感じ

 フレッシュというよりも、とにかく血気盛んなニューカマーが登場。そのデビューシングルはサウンドもメッセージも激アツだ!

──先日のコンベンションやワンマンを観せてもらったのですが、そのライヴで感じたBrand New Vibeがそのままパッケージされたようなシングルでした。特に表題曲「JUST GO!!」は。

KEI 名刺代わりになると思うので、バンドの熱さだったり、絆、夢…いつもライヴで訴えていることが一曲に凝縮できたらいいなと思って作りました。自分たちの夢はメジャーデビューすることで、それを口に出して言い続けてたんですね。それが叶ったわけだから、そのことをメッセージにすることで説得力が出るかなって。だから、“夢”というワードにすごくこだわりました。何回出てくるんだ!っていうぐらい使ってる(笑)。でも、それぐらい大げさに表現したほうが、“夢って叶うんだ! じゃあ、俺も!”って思う若者が出てくるかなって思うんですよ。ただ、押し付けじゃないんです。不安なのは分かる…俺らも常に不安だし。だから、背中を押してあげる感じですね。

──《俺達が起こす この革命》や《音で加勢するぜ》と歌ってますしね。コンベンションでは“俺たちが日本の音楽シーンを変える!”と豪語しましたけど(笑)。

KEI あれだけ言ったからには、革命を起こしたいですね(笑)。でも、口に出すことが大事だと思ってるんですよ。そうすることで周りが興味を持ってくれるし、力を貸してくれるんで。

──そんな歌詞に対する他のメンバーの印象は?

yuya ライヴのMCでしゃべっていることであったり、メンバーに対して言っていることに的を絞った歌詞だなって思いましたね。だから、自分のものとして捉えてアレンジをしました。

──では、アレンジの際に意識したことは?

Nobu どの曲でもそうですけど、歌詞の世界観をどれだけ楽器で表現できるかっていう感じですね。僕は歌もあるんですけど。

MAa でも、この曲は思いを伝えるっていうよりも、勢いを付けたかった。“行け!”っていう。

Ryo うん。真っすぐなことを歌っているからこそ、俺らも真っすぐに伝えようとした感じですね。

yuya 真っすぐさを思い切り“どや!”って感じに(笑)。

SHIGE この曲って喜怒哀楽じゃないですけど、いろんな場面があるんで、場面場面で“この楽器がこうきたか!”って聴いてもらえると楽しいと思いますね。

MAa 全員がおいしいんですよ。曲によってピアノがメインだったり、ギターがメインだったりすると思うんですけど、それぞれに観せ場があるんで。超大作だと思います!(笑)

──その超大作でデビューという大きな目標を果たしたわけですが(笑)、今の気持ちはどんなものですか?

KEI ようやくスタートラインに立ったなって。この間のワンマンライヴで“ドームでライヴをする!”って言ったんですけど、絶対にやるつもりでいるし…それも近い将来に必ず。口に出してやっていくことが大事ですからね。今24歳なんですけど、メジャーデビューしたいって思っていた19歳やそこらの時よりも、もっとデカイことを言っている自分が面白いですね。それなりに酸いも甘いも分かってきているのに(笑)。このモチベーションはこれからもどんどん高くなっていくんだろうなって。

Nobu お客さんもそうだし、関係者の方もそうだし、どんどんいろんな出会いがあって、裏切っちゃいけない人が増えていったんで、恩返しをしたい…俺たちは馬鹿だし、前しか見れない6人なんで、とにかく前進して行きたいなって。24歳にもなって…僕は23歳なんですけど(笑)、青春真っ只中っていう感じです。

取材:土内 昇

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