2012-12-20
【GRANRODEO】レコーディングも楽しいけど、最大のモチベーションはライヴ!
10月にリリースしたアルバム『CRACK STAR FLASH』が好評、オリコンでデイリー1位、週間3位を記録するヒットとなっているGRANRODEOが、早くもシングルをリリース。またひと味違った新曲についてと12月にスタートするツアーについて訊いた。
──アルバムが先日出たばかりで、早くも新曲「DARK SHAME」をリリースしましたが、この曲の制作はいつぐらいに?
KISHOW「アルバムを作ってる時とほぼ同時期! そもそもOPテーマとなっているアニメ『CODE:BREAKER』は、7月に始まる予定だったんです。」
e-ZUKA「だから曲を作ったのは、なんと4月ですよ。リズムを録ったのも、前シングル「RIMFIRE」を録った日と同じという。」
──『CODE:BREAKER』は超能力を持った主人公が身分を隠して、法で裁けない悪を退治していくお話で。そうしたSF的な設定もあって、今回は打ち込みを使っていたりしていて、いつもとは少し違った広がりのある曲になっていますね。
e-ZUKA「そうですね。デジデジのデジロックで、四つ打ちで。ちょっとシンセも使いたいと思って、シンセベースで始まって、シンセブラスをちょっと聴かせるみたいな。喩えるなら、ヴァン・ヘイレンの「JUMP」という曲みたいなイメージかな。」
──ああ、「JUMP」はシンセから始まりますからね。
e-ZUKA「そうそう。と言っても、あのシンセまではいかないんだけど、“あ! GRANRODEOもシンセ使うんだ~!”みたいには思ってもらえるんじゃないかな。それに、4月に「Can Do」、7月に「RIMFIRE」、10月にアルバム『CRACK STAR FLASH』が出てから一発目のシングルとなるので、変化を付けたかったのもあって。フレッシュに聴いてもらいたいなと思って、こういうサウンド感にしてみました。メロディー的にも、頭からメジャーにきてマイナーにいくみたいな…音楽用語で言うと、sus4系のやつですね。アメリカンロックっぽいというか。」
──サビでファルセットになるところとかいいですね。
KISHOW「ああ、それは「RIMFIRE」のサビでファルセットになるのがいい!と、評判が良かったもんで。味をしめちゃったんです。サビのファルセットは女ウケがいい!みたいな(笑)。」
e-ZUKA「最初のデモは、同じファルセットでも少し違うメロディーで、もっとキーが低かったんです。それを無理にファルセットで歌うと、あまり艶っぽさが感じられないと思って。メロディーを変えて、キーも最初より上げてああいう感じになったんです。」
──作詞はいつぐらいにされていたのですか?
KISHOW「何となく覚えてるのは、「Can Do」のカップリングの「メズマライズ」の歌詞を書いている時に、「DARK SHAME」の歌詞も書いてたんじゃなかったかな。でも、わりとスッと書けたほうですよ。曲のイメージから、ひたすらカッコ良くしよう!みたいな気持ちがあって。言葉の使い方にしても“ペーソス”じゃなく、あえて“パトス”にしてみたりとか。あくまでイメージだから実際にどうかは分からないけど、一般的に想像されるビジュアル系バンドさんが書く詞っぽいかなと、自分で思いました。何となく斜に構えたというか、シリアスでクールな雰囲気。タイアップもあるのであまりふざけられないし。この曲にしてこの詞ありというものにハマったと思います。」
──“DARK SHAME”というタイトルは?
KISHOW「『CODE:BREAKER』の登場人物が、隠密の組織で活動しているところに掛けていて。人には見せたくない部分、自分の陰の部分に眠る羞恥心みたいな意味合いで付けました。曲とサウンドと詞と歌というトータルで、カッコ良い!と喜んでもらえたら嬉しいですね。」
──そして、12月1日からは全国ツアーが!
e-ZUKA「年内の会場は久しぶりに行くところが多いので、そこは楽しみのひとつですね。」
KISHOW「でも、今回はアルバムとシングルもカップリング込みで3曲入りのものが3枚で、新たに歌う曲がたっぷりなんです。半分くらいが新曲みたいな感じになるんじゃないかな。だから、リハが大変で。いつもより多めにリハしないと、歌詞が全部頭に入らないと思ってて、そこはちょっと不安なんです(笑)。」
──ということは、アルバムの曲は全部やるんですね。
KISHOW「そうですね。1度もやったことのない曲というのは、今までひとつもないので。一回は必ずやらないとね。」
e-ZUKA「その代わりに、年内と来年のZeppシリーズとでは、内容を変えようと思ってます。日替わりで何パターンかになるんじゃないかな。だから、毎回観に来てください(笑)。」
KISHOW「でも、ツアーを目前にして改めて思うのは、やはり僕らはライヴを求めてるんだなと。ツアーで2デイズの二日目は筋肉もノドもきてるし、少し間を空けてほしいとその時は思うけど、終わったら寂しさを感じて、すぐまたライヴをやりたくなる。ライヴを渇望してるというか、モチベーションはライヴをやることなんだなって再確認しました。思い通りのレコーディングができた時も嬉しいけど、やはりライヴじゃないとできない歌とか歌い方が確実にあって。そこに求めるものは大きいんだなって思います。ライヴのためにやってると言っても過言ではない!」
──そして、4月には横浜アリーナ2デイズも!
KISHOW「実感はまったくないけど、本当にできるのかな?って(笑)。でも、これもモチベーションのひとつで、横アリが決まったからそこに向けて頑張ろう!みたいなところも正直あります。」
e-ZUKA「12月からのツアーで全国各地を回って、全力で僕らの魅力を伝えて、同時に各地のファンの方には僕らのいい評判を周りに広めていただいて。そこで広がった全国のファン全員を、横アリに連れて来るくらいの勢いでやりたいですね。ライヴハウスは席がなくて嫌だと言う人もいると思いますが、横アリは立派な席があるのでご安心を。リクライニングしちゃう感じで(笑)。」
KISHOW「リクライニングはしないですけどね。」
e-ZUKA「代わりに全席ドリンクホルダー付きです!」
取材:榑林史章
(OKMusic)
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
GRANRODEO 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
-
Daccoの47都道府県を巡る20周年記念ツアー「そうだ47都道府県、行こう」がスタート2024-11-08
-
初の日本武道館ワンマン公演に挑むDEZERTの軌跡に密着したドキュメンタリー映像...2024-11-06
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者