2013-12-17
                    
                「華麗なる激情」、23日開催最終章の出場者決定!
		 12月15日、「J-ROCK EXPLOSION 2013 華麗なる激情 Vol.7【Tokyo Side】/【Osaka Side】」が、原宿アストロホールとOSAKA MUSEにて開催された。
 新進気鋭のV系バンドがしのぎを削る「華麗なる激情」。その第7弾は、東京・大阪同時開催という前代未聞の形式で行なわれた。
 「Vol.7」には、11月に開催された「華麗なる激情 【Tokyo HEAT】/【Osaka HEAT】」を勝ち抜いた8バンドが登場。原宿アストロホールでの【Tokyo Side】には、シビレバシル、SRASH NOTES GARDEN、BADMAN、ぞんびの4組。
 OSAKA MUSEでの【Osaka Side】には、EVE、umbrella、Crimson Shiva、ジンの4組が出演。12月23日に新宿BLAZEにて開催される「華麗なる激情 最終章 -新たなる旅立ち-」への出演権を賭け、「ガチンコ投票バトル」を繰り広げた。
 「最終章」への出演者は、「華麗なる激情」オフィシャルサイトでの【事前投票】、当日各会場に来場したオーディエンスによる【現地投票】、そして「ニコニコ生放送」「JAMBORiii STATION」での生中継を視聴している【ネット投票】を合算したポイントにより、東京、大阪それぞれトップの1組のみが進出することとなる。多くの注目が集まる中、各会場で熱戦の火ぶたが切って落とされた。
【Tokyo Side】
 「華麗なる激情」のマスコットキャラクター・激子。の妹である激美。のアナウンスの後、【Tokyo Side】のトップバッターとして登場したのは、ぞんび。「腐り姫」「ハッピーハッピーグロテスク」といったダークファンタジーかつヘヴィなナンバーで会場を席巻。atom(Vo.)はときに目を大きく見開き、鋭い眼光でオーディエンスを挑発していった。また、イベントの名物企画であるDANGER CRUE所属バンドの楽曲カヴァーとして、そろばんの「-RAM-」をプレイ。幕が閉まるその瞬間まで、独自の世界観でオーディエンスを盛り上げた。
 続いて登場したのはBADMAN。MUCCの「茫然自失」のカヴァーで一気にスタートダッシュをかけ、そこからエレクトリーモサウンドを畳み掛けていく。ボーカルの8が壮絶なデスボイスで捲し立てる「MY SELF」や、フロアにいるオーディエンスが勢いよく飛び跳ねた「[F.R.E.A.K.S]」など、終始アグレッシブなステージングを展開し続けた。

 Hatch(Vo.&Gt.)が奏でる穏やかなアルペジオからスタートさせたのは、3組目・SRASH NOTES GARDEN。ヴィジュアル系では珍しいギターボーカルのスタイルで、疾走感のあるギターロックをプレイ。激情的なサウンドをフロアに届けていく。「Effectronic Soda」ではラップやコール&レスポンスでオーディエンスを煽る場面も。カヴァー曲はMUCCの「流星」。歌をしっかりと届けるステージでオーディエンスを魅了した。
 4組目のシビレバシルは、スタートするやいなや、「絶望ララバイ」で会場全体を一気にダークな空気で染め上げた。続いて、カヴァー曲としてL'Arc-en-Cielの「Promised land」をパワフルにプレイ。和泉(Vo.)の、おどろおどろしく鬼気迫るパフォーマンスや、「ストレスハカイ」「マネキンセカイ」といったネガティヴな感情を吐き出しまくる独自の世界観を叩きつけていた。

 イベントのラストを飾ったのは、ゲスト出演のDIV。来年2月に東名阪福を回る感謝祭ツアー、そして5月10日にEX THEATER ROPPONGIでの2周年記念ワンマンを控える彼らは、「ZERO ONE」からライヴをスタート。「赤裸々ララ」「毒彩ギーク」とアップテンポに畳み掛けて行く。また、12月11日にシングルリリースしたシドのカヴァー曲「妄想日記」も披露。ダブステップやブレイクダウンを導入し、DIV流に磨き上げたサウンドでフロアを沸かせた。MCでは「大阪では今頃“ハナゲ!"とか言ってるのかもね?」と【Osaka Side】に出演しているカメレオの話をしてみたり、ちょび(Ba.)が歌舞伎風にタイトルコールをしたりと、かなりリラックスモード。そんな中、ラストには“久々の曲をやろうと思います"とCHISA(Vo.)が告げると、「LAST WORDS」をプレイ。ドラマティックなミディアムバラードで、ステージを締め括った。
 全バンド終了後、ガチンコ投票バトルの結果が発表。24,304ポイントを獲得したSRASH NOTES GARDENが、2位に大差をつけて勝利を収めた。(BADMAN:10,013ポイント、ぞんび:15,361ポイント、シビレバシル:17,787ポイント)。ステージに登場したメンバー達は「超サイコーです!(Rega/Ba.)」「泣きそうです(Saya/Gt.)」「信じた音楽が通ってよかったです(Hatch)」とコメント。潤んだ瞳で最終決戦への意気込みを語っていた。
【Osaka Side】
 大阪での最後の戦いとなる今回は、ジン、Crimson Shiva、umbrella、EVE、この4組がガチンコで競い合い、ゲストにはカメレオが登場!この日のステージで大阪代表の1組が決定するとあって、会場となったOSAKA MUSEには多くのオーディエンスが駆けつけ、その決戦を今か今かと待ち望んでいた。
 一番手での登場となったジンは1曲目「憐想レイン」からオーディエンスを一気に惹きつける和を感じるモダンなサウンドと甘いギターのリフで会場を揺らす。次曲「純情恋歌」では心地良い緩急のついたサウンドで会場を一体にして盛り上げる。Riku(Vo)の「最後まで楽しもう!」の言葉に続いて披露されたのは、本イベントお馴染みのカヴァーだ。シドの楽曲「夏恋」に、ジンらしさを魅せるサウンドで会場を躍らせる。その後も控えめだったオーディエンスを一気に前方へ駈け込ませるほどノリの良い楽曲で盛り上げ、ラスト「偽モラトリアム」ではRikuの“かかってこいや!"の一言で会場を煽りまくり、激情の限りを尽くす昂ぶるサウンドで魅了し、イベントスタートの幕を見事に切り開いてくれた。
 2番手に登場したCrimson Shivaは重厚で華美なサウンドと確かな演奏力で大いに会場を揺さぶった。1曲目「メフィスト」、破壊力あるサウンドが初めて観る者の眼も耳すらも一瞬で虜にする。“大阪、狂ってるか!!"、鴾弥(Vo)の目を惹くステージングは楽曲により迫力を与える。3曲目、今回彼らが選曲したカヴァーはムック「ニルヴァーナ」! これまでのバンドのイメージとはガラリと変わる楽曲ながらも、オリジナルをより濃厚にしたサウンドに会場が湧いた。4曲目「Demon's Garden」から、より激しさを増した楽曲でラストへ向け一気に畳みかける!哀愁を含んだヘヴィな楽曲で会場の熱量を上げ、全5曲を一気にかけ進んでいった。
 イベントも中盤、umbrellaは様々な心情を音にして聴く者の心に刺さるステージで魅せてくれた。1曲目「微熱」、唯(Vo&Gu)は優しく語りかけるように儚い思いを歌にし、じわじわと染みる世界観が会場をまとっていく。続く「五月雨」、楽曲に込めた切ない思いが春(Ba)の弾く鼓動のようなリズムに乗って響いていく。“歌を大事に届けたい"という確かな気持ちが伝わるのか、オーディエンスは静かに聴き入っている。4曲目「風見鶏」、柊(Gu)のメロは気持ちのよい抜け感を感じさせ、唯の歌声が合わさり美しいバンドサウンドを構築していく。MCも省いたシンプルなステージは、ムック「謡声」のカヴァーをもってあっという間にラストへ。オリジナルの世界観に華を添える、思いを込めた楽曲で聴く者の心情を掴み、ステージは終了した。
 今回出場した4組の中、前回1位で通過したEVEの登場に会場が湧く。1曲目「ラクリメ」から会場だけでなく、ネットの画面の向こうまで盛り上げるステージを見せてくれた。ポップでアッパーなサウンド、武翔(Vo)の煽りが容赦なくオーディエンスを揺らす。カヴァー曲ではユナイトの「ALIVE」をチョイス♪ “一緒になって楽しもう♪"とメンバー全員が満開の笑顔を見せ、それにノせられ会場が一体となって高く高く飛び跳ねる。休む暇もなく3曲目「EGOIST」、華のある武翔のパフォーマンスに力強く厚みのあるバンドサウンドに会場は盛大なモッシュや逆ダイで応える。そしてラスト「Divergence」、これまで以上に激しく熱力高いサウンドで5曲と短い時間の中でも、まだまだ物足りない!と思わせるほどに楽しませてくれた。

 4組の出演者が決戦を終え、この日のゲストであるカメレオが登場した。“脳細胞をぶっ潰すほど暴れろ~!!"とHIKARU.(Vo)が初っ端からフロアを煽り、1曲目「捏造ピエロ」でライヴはスタート!フロア中にリングライトが煌めきパーティ気分で盛り上がる中、豪快なサウンドに共鳴し一斉に折り畳みで応えるオーディエンスたち。続く「↑アゲていこう歌↑」、メンバー全員がマイクを持ち、アイドルさながらに歌い踊り何でもありのラップを披露する。無条件に楽しくなるポップチューンにタイトルのままにテンションが高まる♪ 「ニート姫」「ダメ男」と、ファニーなリリックと癖になるアッパーチューンにネットの向こう側も大いに盛り上がっているようだ。MCではカメレオサンタからのプレゼントや、Takashi(Gu)のショートコント、さらにTakashiが他の出演者に先輩面していた!?…(笑)なんて暴露話も飛び交う。ライヴも中盤、「vs 劣等コンプレックス」ではKouichi(Ba)とTakeshi(Dr)の豪快なリズムがオーディエンスを追い立てフロアはヘドバンの嵐に。続く6曲目は12月11日にリリースされたばかりのシングルで、先輩バンドであるシドのカヴァー曲「妄想日記」を初披露! ジャジー且つ歌謡曲な雰囲気は大人の色気を見せ、バンドの多彩性を感じさせてくれた。その後は「ごめんなさいっ!」、「21世紀マン」と弾けまくりのサウンドでオーディエンスと一緒になって会場を大いに盛り上げ、興奮は絶頂のままに最後の「始まりの歌」へ。拳を高く掲げ、最後の最後までテンションをブチ上げたまま全9曲を走り抜けていった。
 カメレオのステージが終わるやいなや、イベントキャラクター・激子。が登場し、投票結果を発表。「Osaka Side」のステージを勝ち抜き、12月23日の東京での最後の決戦に勝ち進んだのは全部で27072ポイント。1位を勝ち取ったEVE!!! 大きな拍手で迎えられる中、メンバーは感無量の表情でオーディエンスに感謝の言葉を伝え、東京での最後の決戦に熱い決意を固めていた。(2位 umbrella 19765ポイント、3位 ジン 14771ポイント、4位 Crimson Shiva 10606ポイント)
 東西同時バトルの結果、SRASH NOTES GARDEN、EVE、そして「華麗なる激情 Vol.6」を制したマイナス人生オーケストラの3組の出演が確定。12月23日、新宿BLAZEにて開催される「華麗なる激情 最終章 -新たなる旅立ち-」で頂点を争うこととなった。
 この最終決戦を制した者は、DANGER CRUE RECORDSからのCDリリースを確約。また副賞として、12月27日に日本武道館で行われる「Visual BANG!~SID 10th Anniversary FINAL PARTY~」へのオープニングアクト出演を果たすこととなる。尚、「華麗なる激情 最終章 -新たなる旅立ち-」には、前述3組の投票バトルに加え、ギルガメッシュ、ユナイト、カメレオ、DIVの出演が決定。また、DCR ALL STARSによるスペシャルセッションも行なわれることとなっている。
 昨年の春からスタートした長きに渡る戦いも、まもなくクライマックス。最終章へ向けて疾走する「華麗なる激情」から目を離すな。
TEXT:山口哲生、黒田奈保子
PHOTO:釘野孝宏、伊坂謙
■「華麗なる激情 最終章 -新たなる旅立ち-」
12月23日(月・祝) 新宿BLAZE
出演:イナス人生オーケストラ(Vol.6勝者バンド) /SRASH NOTES GARDEN (Tokyo Side勝者バンド)/EVE(Osaka Side勝者バンド)
ゲスト:ギルガメッシュ/ユナイト/カメレオ/DIV/DANGER CRUE ALLSTARS
ギルガメッシュ オフィシャルサイト
ユナイト オフィシャルサイト
カメレオ オフィシャルサイト
DIV オフィシャルサイト
(OKMusic)



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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
                        	1つ前のコメントの方へ
「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
                	
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                  Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
                        	Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих 
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими 
пейзажами. Кроме того, нельзя 
не отметить Запретный город в Пекине — 
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации 
и наполняют невероятной энергией 
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то 
особенное: от бурлящих мегаполисов до 
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в 
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение 
и рассказы! 
их Хорватии в Словакию
                	
                  King Gnu / 『THE GREATEST UNKNOWN』
                        	рейтинг хостингов 2016 в россии
                	
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                        	Ахуенно я ставлю тысячу звёзд...
                	
                  









