2013-12-27
【MUCC】ツアーファイナルが大盛況!
MUCCが12月22日(日)、大阪・オリックス劇場にてツアーファイナル「MUCC 2DAYS CIRCUIT 2013 FINAL“Hypnos vs Thanatos Z -神と神ドーンΣ(゜Д゜)-"」を開催した!
10月から始まった全国ツアー「2DAYS CIRCUIT 2013"Hypnos & Thanatos"」を締めるツアーファイナルとして選ばれたのは大阪・オリックス劇場! 今回のツアーはすべて2daysで行われ、1日を「Hypnos(=メロウな曲で聴かせる)」、もう1日を「Thanatos(=暴れまくる!)としてステージを構成してきた。しかし、この日のツアーファイナルはその両方を1日で兼ね備えた内容に。タイトルも「MUCC 2DAYS CIRCUIT 2013 FINAL“Hypnos vs Thanatos Z -神と神ドーンΣ(゜Д゜)-"」と、静と動の神々が同じステージでぶつかり合うことに。これまでのバンドの経歴の中でも初の大阪でのツアーファイナル、そして毎年恒例となっている翌年の活動計画発表があるのでは?と予想されるとあって会場には多くのファンが駆けつけた。
会場が暗転しカウントが始まると1曲目に披露されたのは「World's End」! メンバーの姿はスクリーンの奥のまま、そこにPVが映されると彼らの姿は見えずとも突き抜ける爆音に期待が高まり、興奮を抑えきれず大きな歓声が上がる。そして幕が一気に落ち、ステージにメンバーの姿が見えると会場の熱がより高まる。「行こうぜ大阪!!」、逹瑯(Vo)が叫び会場を煽ると、そこから一気に「Thanatos」の世界へ駆け進む! 「大嫌い」「茫然自失」と重厚で激しい楽曲が続いていく。YUKKE(Ba)の重く攻撃的なリズムが会場を揺さぶるように鳴り響き、オーディエンスもホールの席なんて関係ない!と言わんばかりに踊りだす。逹瑯のデスボイスは地響きのように鼓膜を震わせる。ステージはまだ始まったばかりだというのに、熱気は上昇し続ける。続く「絶望」「ガーベラ」暗い底を這うようなドロドロとした世界観にハマる圧倒的なサウンドには美しさすら感じる。そして6曲目、新旧織り交ぜたセットリストに続いて披露されたのは「新曲(2)」。リズム隊が持ち上げる上昇感の強いサウンドがこれからのムックの新しい顔を彩らせることを感じさせる。
その後も「G.G.」や「WateR」と豪快で弾けまくりのダンサブルなサウンドを展開。ミヤ(Gt)が刻み続けるギターのリフは軽快さと激昂とを兼ね備え、クルクルと表情を変えながらオーディエンスを躍らせる。ステージも中盤に差し掛かると、メンバーはさらに狂喜としてステージではしゃぎだす。「双心の声」「商業思想狂時代考偲曲」とスカのリズムやハードコアの強靭なサウンドでバンドの持つ多彩性を楽曲で魅せると、「死して魂」では深い深い闇をフォーキーなサウンドで表現する。SATOち(Dr)のリズムが鼓動を打つように力強く体に染みこむ。
「新曲(1)」では、スクリーンに歌詞が映し出された。フォークの持つ暗さや痛みを誘うような言葉が音に乗っかり、込めた想いが重く心にのしかかる。「Hypnos」の世界に浸るオーディエンスは動きを忘れてただ静かに聴き入るMUCCが持つ音楽の多彩性はそこからさらに広がっていく。「流星」「夕紅」と突き抜ける明るいサウンドでホールを包み込むと、一気にスピードを上げて本編ラストへ駈け込む! 「騒ぐぞーー!!」「今年最後のワンマン、終わっちまうぞぉ。跳べんのかぁ?」ミヤの煽りでオーディエンスは拳を上げて応える。「You&I」「Mr.Liar」と極悪で重圧のかかる音で会場を揺らし、本編ラスト「MAD YACK」へ。爆音が鳴り響く中、逹瑯は振り絞るようにシャウトをかまし続け、ミヤとYUKKEは会場を左右に走り、最後までオーディエンスを楽しませた。
アンコールでは集まったオーディエンスに感謝を伝えつつ、直前に迫ったクリスマスや会場となったオリックス劇場への憧れ、SATOちが鼻息でスマホを操作できるようになった(!?)など、和やかにトークを展開。熱気が落ち着きすぎたかも?と心配もよそに、「ニルヴァーナ」からしっかりと会場の空気を一転させる。力強いサウンドでオーディエンスの心をつかむと、そこからはもうスピードは落ちることなく上昇しっぱなし! 「前へ」「フライト」と、シンガロングでオーディエンスと一体となると、アンコールもラスト「蘭鋳」へ。怒涛とはまさにこのこと、と言わんばかりの迫りくる激情型のサウンドをオーディエンスにぶつけ、今年ラストのワンマンを豪快に締めてくれた。「今年1年ありがとう! 来年もいっぱいくるから」、そう約束しステージを去って行った。
ステージが終わった直後、その約束が早々に形となって知らされた。「2014年活動計画」としてスクリーンに情報が映し出されると会場からは喜びの悲鳴が上がった。まず、2014年6月にニューアルバムのリリースが決定! さらに「SIX NINE WARS -ぼくらの七ヶ月間戦争-」と題し、7か月連続で全6ツアー55本を毎月趣向をこらしてツアーを行うことを発表した。「“本当はこれがやりたかった" ムッP LIVES」に「“音楽の総合格闘技2マン"VS」、「“死の神再臨" Thanatos&Thanatos」、「“電光石火の三重奏3マン"TRIANGLE」、そしてアルバムツアー「THE END OF THE WORLD」に「“神々との戦い"ARMAGEDDON」。タイトルを見るだけでも、何が起こるのか期待が高まるばかり。そしてこのツアーを締めくくる“MUCCが最後の戦いの地"として最後に発表されたのは、なんと9/23の東京・渋谷の国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブ!! 次々に発表される計画に割れんばかりの歓声が会場に湧き起こる。最後にスクリーンに映し出された言葉が…「さあ、終わりを始めよう」。
ライター:黒田奈保子
■「SIX NINE WARS -ぼくらの七ヶ月間戦争-」
3月 Episode 1.「ムッP LIVES」:FC限定Live&メンバープロデュースLive
4月 Episode 2.「VS」:異種格闘2マンTour
5月 Episode 3.「Thanatos & Thanatos」:死の神再臨 単独Live Tour
6月 Episode 4.「TRIANGLE」:全国3マン対バンTour
7月 Episode 5.「THE END OF THE WORLD」:New Album Tour
8月 Episode 6.「ARMAGEDDON」:毎公演異なるアーティストとの2マンTour
9月23日(火) 東京 国立代々木競技場第一体育館 Final Episode「THE END」
MUCC オフィシャルサイトはコチラ
「SIX NINE WARS」特設ページ
(OKMusic)
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新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者