街の片隅で、少女は呟いた
「この鳥かごから私を連れ出して」と
願いは青白いアスタリスクを揺らして
飴色した月のランタンを点した
夜の片隅で、天使は囁いた
「あの鳥かごから少女を連れ出そう」と
思いはインディゴの風と鐘を鳴らして
ネーブルオレンジに並んだ街の灯を
静かに消してゆく
手を招く天使の声、聖らかな空に響く
眠りの森へと誘う子守唄のように
願いは紫の夜の彼方へ渡り
真っ赤な顔をした太陽が目覚めれば
七色の橋を架けるよ
パレードは何処までも続いてゆく
世界の最果てを、遥かに目指して続いてゆく
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