スピッツ/ヒバリのこころ

死にもの狂いのカゲロウを見ていた

スピッツ


word: 草野正宗 music: 草野正宗

『ヒバリのこころ』収録

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  • 流れる水をすべって
    夕暮れの冷たい風を切り
    ほおずりの思い出が行く
    うしろから遅れて僕が行く

    輪廻の途中で少しより道しちゃった
    小さな声で大きな嘘ついた

    殺されないでね ちゃんと隠れてよ
    両手合わせたら涙が落ちた
    ひとりじゃ生きてけない

    ピカピカ光る愉快な
    顔の模様が浮かんだボールが
    ポタポタ生まれ落ちては
    心の窓ガラスたたいてる

    歩道橋の上からカンシャク玉をバラまいたら
    空の星も跳ねた

    死にもの狂いのカゲロウを見ていた
    時間のリボンにハサミを入れた
    ひとりじゃ生きてけない


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