神さえ眠る闇夜の下に 唯独り向かう願いを抱いて
白い衣にこの身を包み 一つの想いは破滅に向かう

暗雲の下 丑寅の刻 鋭い光を突き立てる
呪を握る 赤いこの手は 其方の胸をえぐるでしょう

運命は今時を越えて 廻るめく想いは灼熱の炎へ

叶わない恋は溜息に曇る 流れ出すこの涙は血に変わる

白い衣は深紅に染まり この命もまた儚く散る

瞳を閉じて 最期の時を迎えるその瞬間せめて
凡てを忘れ ほんの一時 其方の胸に妾を抱いて

運命は今時を越えて 溢れ出す想いはとめどなく流れ
魂は消え去る事無く 来世は其方に愛されてみたい

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