季節はまた巡り雪は解け花が咲き
窓に切り抜かれた景色が眩しい
大好きだった君、隣にもういない
僕の部屋は景色に拒絶されて
空白の時間ばかり流れているんだよ
君がいなくなってから
ひらりひらりと舞い散る花も
白く輝く窓の景色も
今はただただまどろむ僕を切り抜くばかり
心が苦しいから、そっと君の名前口にしてみたけど
何も変わらなくて
君のことだけ見つめて過ごしていた時間が
沢山ありすぎて
どこに視線を合わせてみても
僕の瞳はその景色に君の面影重ねてしまう
ただ会いたいです
あの頃は今も君と
二人で寄り添っていると思っていたのに
いつも握っていた君の手の
感触をまだ探す僕も
いつかは君を忘れることが出来るのでしょうか?
君の匂いと声と温もり
仕草や言葉色褪せずに
僕の心に刻まれたまま
寂しい
悲しませてばかりいたけどね
僕は不器用なだけで
君のこと大好きでした
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