丑の刻はいつも 仏壇を開いて
積年の怨嗟の お百度を踏みます

自分が傷付くのを恐れ
誰かに矛先向ける奴
己れの阿呆を棚に上げ
人様の間抜けなじる奴

仏の顔も三度まで
それでは私外道になります

わからずやのお前に
意趣返しの刻
おためごかすお前に
意趣返しの夜

獣にもなれず 人間にはなれず
手水場に隠れて 血涙拭きます

誰かを助ける建て前で
自分の才覚示す奴
他人のしくじり許さずに
己れは高みと決める奴

暑さ寒さも彼岸まで
一足お先に地獄へ堕ちます

わからずやのお前に
意趣返しの刻
おためごかすお前に
意趣返しの夜

霧雨の降る日は 床の間に向かって
昔日をことほぐ 無惨絵を描きます

誰かを味噌っ滓にしては
自分の面目保つ奴
他人の威光を笠に着て
己れの器量と威張る奴

人を呪わば穴二つ
先立つ不孝をお許し下さい

わからずやのお前に
意趣返しの刻
おためごかすお前に
意趣返しの夜

わからずやのお前に
意趣返しの刻
おためごかすお前に
意趣返しせむ
思いのたけ
怨みのたけを

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