イノチノトキ

蒼い空に吸い込まれてく　様々な雑念が
いくつもの生命が今日も生まれては消えていく
もしも俺がふと消えてしまったとしても
この世界にしてみればいつもの事なんだろう

抗いようのない一度きりの儚い時の中で
いったい何を残し何が築けるだろう
終わりはもう明日なのかもしれないよな　それなら
生きた証を刻んでいよう　今からでも
少しでも刻んでいよう　これからも

ちっぽけだ　自分自身の事でさえ十分に
満足させる事もできないほどに無力だ
人ごみに混ざる度感じるむなしさは
ソレを噛み締めてる時の感覚に似てる

いつかは消えて無くなってしまう　何もかもがそう
当たり前過ぎて深く考えた事もないような
天国も楽園もないんだろ?本当は
それなら尚、今を生きよう今からでも
たった一度与えてもらえた奇跡の時を
イノチノトキを