何処へと…
迷って 僕ら
気付けば「大人」と呼ばれてた
「儚き思春の夢」と
心に蓋をするけど

この瞬間がいつよりも
幼き自分を刻むんだ
あの日のあの歌で
思い出せるから

僕たち人間はいつも未来を迷いたがるね
一度きりとかけがえないと
何処かで気付いてるのだろう
それでもその先に
悔やめぬ気持ちの先に
答え出してあげるために
アスファルト照らされ歩くんだろう

このままじゃだめなんだと
わかってて見ないふりをしたんだ
本心で答えはもう決まっていたんだけど

悲観する少女が言ったんだ
「大人なのに夢見るのか」
彼は言う
「そうじゃない 大人だから夢を見るんだ」
「出来ることも増えて ただ眺めていた夢に
届く為の羽根も増える」
「夢見る意味が大きくなる」

僕たち人間は未来を迷いたがるね
一度きりとかけがえないと
何処かで気付いてるのだろう

それでも行くんだね 期待してしまってるんだね(信じた)
すくむ足で絞り出した
覚悟を引き金に変えて
まだ見ぬその先に
本当の気持ちの先に(心は)
答え出してあげるために
翼を広げて飛ぶのだろう

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