夢で見てた絶景を塗りつぶす空模様が
声に出せぬ感情をぽつぽつと降らした
ただ駆け抜けてた必死でいた
涙の雨のアーチを
くぐろう今鈍色の日々の終わりさ
ほら目を奪われてた涙を捨て
胸の遥か遠く置いてきた振りして
ざあざあ素晴らしい明日を呼ぶ為
降れ降れ降り止んでおくれ
濡れた頬のまま笑おう
雨は叩く僕らの胸を
3、2、1で走る僕らを
雨後晴の空の真下へ向かおう
「誰」が「誰」のせいにして「誰」が「誰」に吐き捨てた
「誰」と「誰」が悪いと「誰」と「誰」で決めていた
夢に見てた絶景に欲しいのはそんなもんじゃない
声に出した感情は前だけを見てるよ
もう祈りすぎて合わせ過ぎて
磨り減ったその両手を
繋いで今握りしめたまま進むよ
さようならうつむくだけの顔上げて
潤む目にはみ出たシャボン玉飛ばして
黄色い月が浮かぶ蒼い空へ
飛べ飛べ飛び去ってしまえ
全部弾けて消えてしまえ
さあ目を奪われてた涙を捨て
胸の遥か遠く置いてきたそのままで
ざあざあ素晴らしい明日を呼ぶ為
降れ降れ降り止んでしまえ
濡れた頬はもう乾きだすさ笑おう
雨は叩く僕らの胸を
3、2、1で走る僕らを
雨後晴の空の真下で笑おう
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