捨て猫のロンド

ほら見つけた ここは秘密の穴場さ
晩御飯は干からびたエビフライさ
おなかいっぱいドブ水で喉を潤し
今夜は何処に行こう

首輪のついた犬が
僕のことを笑った
僕から見ればお前の方が
随分惨めで可哀想なのさ

雨が降る路地裏で眠る夜は
なぜだか少し寂しいけど
自由なまま 縛られず僕は生きるのさ
住宅の明かりを見つめて

あぁ
いま駆け出す
月明かりだけを頼りに
闇に溶ける
僕は捨て猫のロンド

片耳の捨て猫は痩せ細り
怪我をした右足は腐ってきた
汚い目で僕を見るあの犬は
温かいベットで眠ってるのかな

雨が降る路地裏で眠る夜は
今夜が最後になりそうだ
自由なまま 縛られず僕は生きてきた
住宅の明かりを見つめて

あぁ
眠りにつく
誰もいない路地裏で
孤独なまま
捨てられたこの路地裏で

最後に見た
月明かりだけを頼りに
冷たくなる
僕は捨て猫のロンド

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