発着で咽せかえるホームに
焦燥と喧騒は入り混じる
当惑の面持ちの君は
コートの袖を放さない。
蹴り上げた靴の表裏など
僕にさほど意味は成さないさ。
何か言いたげなその顔は
閉じた窓越し、強がった。
faraway faraway
詩を紡いで。
街並みを、家々を抜けて丘を下り
海を望む踏切には子犬を連れた少年。
遠くの空砲は収穫祭の合図
またいつか訪れたら異国の歌を聞かせよう。
ふわり、ゆらり、くらり、眩暈
じわり、どろり、傷口、痛む
渡り鳥は南に急ぎ、旅の果てに何を見た?
faraway faraway
口笛、軽やか。
向かいの少女がくれたチョコレート頬張って
窓際を抜けてく風、ほら日溜まりのトンネル
誰かが飛ばした紙飛行機の行方
すべてを捨て去るには優し過ぎる今日を越えて―。
ねぇ、約束は嘘。
そうでもしなきゃいつもみたいに
手を握り返してくれなかったろう?
すれ違った列車が野の果てに消えた。
通り過ぎた日々が僕に守るものを教えた。
震える手の平はポケットに押し込んで、
すべてを捨て去るには優し過ぎる今日を越えて―。
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