蜉蝣/愚弄色

落葉と君と僕と

蜉蝣


word: 大佑 music: kazu

『愚弄色』収録

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  • この胸きつく閉ざす八月 真夏の紫外線
    テレビも砂嵐 真夜中
    君にうたって欲しかったララバイ
    僕だけの為に

    鏡の前には膝を抱えて震えてる僕が居る
    歪なシーンが記憶を潰す
    汚い海には青を知らずに溺れてる憐れな魚
    自分の様で泣けてきたんだ

    この胸今も焦がす十月 オレンジ色が秋を告げる
    孤独感強める 夕焼け 君の声を隠す静寂
    うるさくて

    向かい側のホームにあの日咲いた君の笑顔
    最終電車に消えた

    ゆっくりと過去へ成り行く二人が居た景色
    君が拾った落葉
    大事に二番目の引き出しにしまってある愛しくて
    君の欠片だから けど

    きっといつか それぞれの夢に歩いていく
    きっといつか

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