2018-05-14
GLIM SPANKY、初の日本武道館公演で“ロックは生きている”ことを証明
GLIM SPANKYが5月12日、自身初となる日本武道館でワンマンライブ『GLIM SPANKY LIVE AT 日本武道館』をおこなった。超満員となった8,000人が見守る中、結成してから10年間で生み出した楽曲の数々を全力でパフォーマンスした。
メンバーが登場する前から、待てないとばかりの歓声が鳴り響く。観客は老若男女を問わず、幅広い層の来場者となっていて、中には子どもを連れた家族も来場している。メンバーが一人一人登場すると、大歓声が沸き起こり、観客は早くもGLIM SPANKYが放つ音にノっている。1曲目は「アイスタンドアローン」。圧倒的な登場を感じさせる重厚感のある楽曲に早くも場内はヒートアップ。続いて「焦燥」「褒めろよ」と、生み出した数々の曲を披露し、大いに盛り上げた。演奏の際には、たくさんの映像を使用して、まるで音楽とアートが融合したミュージアムを感じさせる、GLIM SPANKYならではの世界観を築いていた。8曲を演奏後、松尾レミは「こんなにロックが好きな友達が集まったから、今日はそういうロックを楽しむ夜にしましょう」と、自身と同じような気持ちのロックキッズに語り、観客から大歓声を受けた。
その後、映画『ONE PIECE FILM GOLD』の主題歌となり世界中に届いた「怒りをくれよ」、そして、2017年放送のテレビ朝日系列『警視庁・捜査一課長 season2』主題歌となった「美しい棘」も披露。新旧の楽曲を織り交ぜ、緩急つけたビートを感じさせるライブ。そして、現在放送されているテレビ朝日系列『警視庁・捜査一課長 season3』主題歌「All Of Us」を東京で初披露し、日本武道館の大きな空間を壮大なスローバラードな楽曲で包み込むかのように演奏。一生懸命毎日を生きている沢山の人たち誰もが、明日へ一歩を踏み出すためにそっと背中を押す、そんな暖かくて力強い楽曲に観客は大いに盛り上がった。親子で来ている観客も笑顔で楽しんでいる様子だ。
松尾レミは、「ここはロックの聖地でビートルズだったり、ボブ・ディランだったり、レッド・ツェッペリンだったり、数々のスター達がやってきた同じ環境で、いや、当時とは違うかもしれないけどこういう音を聴いてやっていたんだと思うとロックキッズとしてはすごく感慨深いです」と語っている。
また、亀本寛貴は「武道館やるにあたり、取材をしていて、とにかくかっこいいことをやろうと話していました。決まった時には正直埋まるのかなと思っていました。これ以上チケットが無いという状況では無かったので、お客さんがいなくて、寂しい武道館だったらどうしようと松尾さんと話していました。でも、始まった瞬間から、こんなに素敵な景色を見させて頂きました。やってきて本当に良かったと思いました。ありがとうございます」と語っている。
その後、2018年の映画『不能犯』の主題歌となった「愚か者たち」を披露した。本編の最後にはライブでは定番曲となっている「大人になったら」を披露し、観客の中には涙を流す人がいるほど、多くの方の心に染み渡っているようだった。
最後に、松尾レミは「こうやって自分たちが好きな音楽を、好きなファッションで、好きな思想でこうやって曲げずにやり続けていても、こうやった仲間になってくれる、あなた達がいるので私達はやり続けることができています。本当にありがとうございます」と感謝の意を語っている。
ロックの聖地である日本武道館で“ロックは生きている”ことを改めて証明し、この日集まった老若男女の観客を、多くのバリエーションのある音魂で楽しませた。王道ロックのビートを解き放つGLIM SPANKY旋風の勢いは、さらに全国の老若男女、そして世界中の老若男女にも響き渡るに違いない。今後のGLIM SPANKYの動きに目が離せない。
Photo by HAJIME KAMIIISAKA
<セットリスト>
01.アイスタンドアローン
02.焦燥
03.褒めろよ
04.MIDNIGHT CIRCUS
05.闇に目を凝らせば
06.BIZARRE CARNIVAL
07.The Trip
08.お月様の歌
09.ダミーロックとブルース
10.ミュージック・フリーク
11.いざメキシコへ
12.怒りをくれよ
13.吹き抜く風のように
14.美しい棘
15.The Flowers
16.All Of Us
17.愚か者たち
18.NEXT ONE
19.END ROLL
20.In the air
21.サンライズジャーニー
22.大人になったら
[アンコール]
23.さよなら僕の町
24.リアル鬼ごっこ
25.Gypsy
【関連リンク】
GLIM SPANKY、初の日本武道館公演で“ロックは生きている”ことを証明
GLIM SPANKYまとめ
lynch.、東名阪ツアー終幕&新アーティスト写真公開
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
GLIM SPANKY 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024ファイナル、MUCCとのツーマ...2024-11-22
-
S.Yuya(シド)、2025年に全26公演となる1年を通して行うマンスリー公演の開催決...2024-11-22
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね