2018-11-26
umbrella将(Dr)プロデュースワンマンライヴレポ
10月を皮切りに展開されているumbrella各メンバープロデュースワンマン。
三本目となった大阪:寺田町fireloopでumbrellaは大きな傘を開きオーディエンスを包み込んだ。
それはひたすらに純粋だった。
umbrellaというバンドは唯(Vo/Gt)が描く人間の繊細な感情を背負う楽曲が核となってライヴを展開しているが、この日は特に純度が高いものとなった。
【Case将 「噛めば噛むほど味がある」】というタイトルの今日のライヴは、通常のバンド形態の演奏とアコースティック演奏の二部制というコンセプトからセットリストや演出、チケット代に至るまで全て将(Dr)がコーディネートしたものだ。
幕に写った「umbrella」のロゴと雨の映像の後にすかさずドラムソロが始まりプロローグを飾る。
重く響き渡るドラムの中で他のメンバーが次々に登場し、唯のギターヴォーカルをきっかけに「造花」で第一部の幕を開けた。
疾走感のあるリズムに日本的なメロディが乗った人気の高いこの楽曲が異様なまでに会場の熱量を上げる。
時折悲しい表情を見せながらギターを鳴らし、心をつんざくような高音で言葉を音に乗せる唯。
黒のライダースに身を包み、キレのいいサウンドで巧みにギターソロを弾きこなす柊。
独特な佇まいでガツガツとベースを刻む春。その三人の後ろには、まだあどけなさの残る少年のような表情の将が壮大でグルーヴィなリズムを操っている。
熱は冷めぬままに二曲目の「掌ドロップ」、力強く色気を帯びた「ワスレナグサ」に続き、唯と柊のギターが絡み合う「hollow」へと展開を広げ、激しさと切なさは会場の隅々まで染み渡った。
「空間」を支配する将のドラムを合図にすべての楽器の音が集まり、それが音楽となり曲となり、最後には感動へと変わる。
その刹那にumbrellaという四人がさらに輝いた。
中盤~終盤では泣きのパワーバラード「造型アリス」やストリングスの音色が胸をぐっと締め付けるシングル曲「管」などゆったりとしたテンポの曲で盛り上がりを見せつけた。
多くのバンドがアップテンポの曲で盛り上がりを演出し、また私を含む多くのロックファンがそれを期待する時代でこのようなセットリストを組んだのはきっと、現代の音楽シーンに対しての常套的なアンチテーゼではなく、「こういう締めもいいでしょ?」と余裕ある心で自分の好きなumbrellaを提示してくれている、彼なりの純粋なプレゼンテーションなのだ。
前を向いて強く大きく歌いきる「東へ」で第一部は終了。
この日のために曲の終わりがアレンジされ、淡々としたリズムが刻まれる中をフロントの三人が退場する。
ドラムで始まりドラムで終わる、ドラマーの美学を十分に堪能できた第一部であった。
メンバーそれぞれが楽器を持ち替え第二部であるアコースティックライブが始まった。
唯と柊はアコースティックギターを、春はフレットレスベースを、将がジャンベ(アフリカの民芸楽器)を手にして原曲から大きくアレンジされた楽曲を披露する。
唯のギターで始まる「風見鶏」はまるで休日の昼下がりのような景色を見せ、ライヴの定番曲であるラウドな「Witch?」はよりアンニュイな表情を見せた。
MCではライヴの指揮者である将君が「僕の生まれ育った町でワンマンがしたかった」と成長したバンドを支えてくれるファンへの感謝の気持ちを語る。
最後は唯の語るような歌が心地よい「O3」で第二部の幕を閉じた。
一部、二部と一貫して言えるのは将の人格そのもののようなライヴだったということだ。
純粋に音楽とファンと向き合い、口下手な分は音楽で還元するという誠実さ。
人格が音に滲み出しいつもと違うumbrellaに仕上げられていた。
文脈を無視して冒頭に書いたのは今日のライブが刺さったからだ。
ただひたすらに純粋だった。ゆえに突き刺さったのだ。
メンバープロデュースワンマンも残すところ一本。
こういった企画は一番最後に期待が集中しがちできっと唯にとっても良いプレッシャーになっているだろう。
これだけハードルが上がっている中で難なくこなす鬼才の姿を、私も会場で見てみたい。
PHOTO:怜菜
TEXT:鈴木旦
■2018年11月25日
【Case将 「噛めば噛むほど味がある」】setlist
〜ドラムソロ〜
1.造花
2.掌ドロップ
3.ワスレナグサ
4.hollow
5.レイニングレター
6.anima
7.造型アリス
8.僕達が描いたパノラマ
9.「管」
10.東へ
〜acoustic〜
1.風見鶏
2.ミラーガール
3.WALK
4.Witch?
5.「月」
6.O3
EN.アラン(アコースティックver.をバンド形態で演奏)
<LIVE情報>
■umbrella Member Produce OneMan【Case唯 「自論」】
12月23日(日・祝)池袋手刀 開場17:00 開演17:30
【ライヴ内容】唯の作曲した楽曲のセルフカヴァー、録画可能タイム有り
【チケット料金】前売り 3.000 当日:3.500 (ドリンク代別途)
【限定物販】唯 デモ音源(タイトル未定)収録曲数未定
【チケット情報】
A:オリジナル手売りチケット 物販で発売中
B:イープラス https://goo.gl/Juj9Ck ※発売中
C:バンド予約 umbrella.information@gmail.comにて受付中
【入場順】A→B→C→当日券
■危険因子~東京アウトブレイク~
1月24日(木) EDGE Ikebukuro 開場18:00 開演18:30
【出演】Mr.ChickenHat Timers、THE NOSTRADAMNZ、umbrella
【チケット料金】 前売:3500 当日:4000 (ドリンク代別途)
【チケット発売中】イープラス https://goo.gl/fjEmtE
■危険因子~大阪アウトブレイク~
1月31日(木) 北堀江Club Vijon 開場18:00 開演18:30
【出演】Mr.ChickenHat Timers、THE NOSTRADAMNZ、umbrella
【チケット料金】 前売:3500 当日:4000 (ドリンク代別途)
【チケット発売中】イープラス https://goo.gl/GTRSZt
■umbrella 唯 生誕祭 【アマヤドリ~とある唄うたいの一日~】
2019 年2月17日(日) EDGE Ikebukuro 開場 16:30 開演 17:00
【出演】umbrella、ユメリープ、More、UCHUSENTAI:NOIZ、白塗り傘〈団長(NoGoD)&唯(umbrella)〉
■umbrella 将 生誕祭 【アマヤドリ~人生~】
2019 年2月23日(土) アメリカ村 BEYOND 開場 16:30 開演 17:00
【出演】umbrella、$”Casper.、for severe addicts only、ピノキヲ、タソガレニ鳴ク。
【チケット料金】 前売 3,500 / 当日 4,000 (入場時ドリンク代別途)
【チケット先行受付】
A:先行チケット
[受付期間] 11月25日(日)21:00~12月/25日(水)16:00
[抽選結果確認・お支払期間] 12月6日(木)12:00~12月13日(木)23:59
B:一般チケット 12月23日発売
【入場順】A→B→当日券
■umbrella 9th anniversary All songs oneman【Chapter.8「全部」 】
2019年3月24日(日) 高田馬場AREA
OPEN 15:00 START 15:30
【チケット料金】前売4000円 当日4500円 ※来場者に全曲解説DVD配布
【チケット一般発売】12月1日(土)10:00~ イープラスhttp://ur2.link/MKoR
【入場順】e+先行チケット→e+一般チケット→当日券
<配信情報>
■「キネマトグラフ」、「アラン」、「ヨルノカーテン」、「Frontier」、「管」
旧譜計5タイトルが各音楽配信サイトにて、ダウンロード&サブスクリプションにて順次配信開始。
詳細 https://xxumbrellaxx.com/news/120719
umbrellaオフィシャルサイト http://xxumbrellaxx.com/
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Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者