2014-05-27
strange world’s end、初期衝動を封じ込めたかった

3ピースギターロックバンドstrange world's endがキャリア初となるフルアルバム『君が死んでも、世界は別に変わらない。』をリリース。ありのままの感情を詰め込んだ今作について飯田カヅキ(Vo&Gu)に訊ねてみた。
──もともとは2006年にヴォーカルの飯田さんが“strange world's end”という名前で活動を始めたとのことですが、そこから現在の3ピース編成になった経緯を教えてください。
最初は自分ひとりで作った音源を試聴サイトにアップした際に聴いてくれた人が気に入ってくれて、バンドのメンバーをやらせてほしいと言ってくれたのが始まりですね。メンバーに関しては、変わったのは2回で、現在第三期です。今のメンバー…ベースに平マサト、ドラムに関根ヒロユキになってようやく始まったような気がします。
──結成から現在まではどのような活動を行なってきたのでしょうか?
音源を作ったり、自主企画や共同企画等、イベントを開催してきました。音源は最近だと2012年に出したEP『汚染』が最初の全国流通盤で、昨年は「アンサー」と「皆殺し」というシングルを、CDは配布、iTunesはダウンロードでリリースしました。昨年は自主企画や共同企画をたくさんやって、共同企画のほうは『音景-Onkei-Fes.2013』という今までの中でも大きなものができて良かったです。音楽性は少しずつ変わってもいますが、芯の部分というか、精神面はブレずに変わらずきていると思います。
──そんな活動を続けてリリースされたstrange world's endにとって初となるアルバムですが、いつ頃からどのような構想があったのでしょうか?
昨年の頭くらいからありました。今までシングルやEPは何枚か作ってますが、アルバムは初になるので、現状での代表作品になるように制作し始めましたね。作品は普遍的でありつつ、かつ作り込まないようにしています。初期衝動を封じ込めたかったので。今回は海の上のプールサイドというバンドの佐藤くんをエンジニアに迎えていて、その辺はうまくいきましたね。
──そのアルバムの1曲目となる「窒息」は、耳に残るメロディーだけではなく、PVもインパクトがありました。
この曲はできた時から次の作品のリードトラック的な曲になると思っていました。実際そうなったし、このアルバムの丁度真ん中に位置する曲だと思います。歌詞的にも聴いた人に共感を得られるような部分もあるかなと思います。一般的ではありませんが。PVはLosingMySilentDoorsのBori氏を監督に、それから出演にはコンテンポラリーダンスの高瀬弥生さんを迎えて作りました。おかげで良い感じになりましたね。PVの最初のほうのビニールに包まれてるシーンは本当に苦しかったし、最後のほうで溺れてるシーンがあるんですが、あれは今年の2月の大雪の後の、雪が残る多摩川で撮りました。死にかけましたね。わりと身体張ってます。
──「破滅の庭」はシンプルなバンドサウンドでありながらノイジーなギターが楽曲の世界観を際立たせていましたが、strange world's endはノイジーでありながらキャッチーなメロディーラインの楽曲が多いですよね。
それはとても嬉しい感想ですね。楽曲はメロディーが命だと思っているので、そこにはこだわりますが、そんなに悩む感じでもないですね。歌詞を外した時にメロディーだけだと、キャッチーだったり、美しいラインになるようにしています。それが基本で、あとはその曲の持つ世界観を歌詞やノイジーなギターで歪めていく感じですね。まぁ今は意識はせず、大体そんな感じにわりと早い段階で決まります。レコーディングはノイズを録る時が一番楽しいですね。」
──「めんどくさいね」は日常で思うことを代弁してくれているようで、すごく共感できます。
これは日々のオートマチックさと、倦怠感を歌詞にした曲ですね。毎日毎日生きてるだけで面倒臭いな、ということがテーマです。タイトルは話し言葉である“めんどくさいね”にしてあります。ノリの良い曲かつ、歌詞の面ではちょっとふざけた感じのが欲しかったので入れました。
──「唄」「ミジンコ」などは、同じフレーズが感情的に繰り返される部分が耳に残るし、歌詞として見た時の字面にもインパクトがありました。
感情的になったり、追い詰められた人間は大体いろいろなことは考えられずにひとつのことを強く思ったり、その思考が闇のように頭を覆い尽くしていくので、繰り返す感じにしてあります。歌の最後の《狂い出す》の9連発やミジンコの《クソムシども》が12回出てくるところとか、歌詞にした時の文字面のインパクトは意識してますね。歌詞はきちんと自分の言葉になっているか、変に作り込んだりせず、ちゃんと言葉ひとつひとつまで感情が込められるかがこだわりと言えばこだわりですね。
──中でも思い入れのある楽曲はどの曲ですか?
「屍」ですね。この間ラジオに出演した際にも話したんですが、メンバー3人ともこの曲でした。ある意味、この作品の中でつなぎではないんですけど、流れで聴けるような位置にあるように作った曲が、一番良い出来になってしまって、意外にもハイライトな曲に仕上がったという。そんな作ってる自分たちの意識すら超えたところに楽曲の強さが見えましたね。この曲のCメロの《せめてもう一度 君に逢いたかった》という、歌が高音になる部分があるんですが、ここが今作の感情的なピークかと思います。強い言葉や強い歌詞を歌うことが強いわけではなく、スルっと感情に入り込んできてドバっと決壊させるイメージですね。手榴弾みたいに。
──最後を締め括る、どこか狂気が滲み出る「うつくしい」も尾を引きますね。
そうですね。アルバムを最初から最後まで通して聴いてもらえると、最後の「うつくしい」という曲の意味が分かるかなと思います。いろいろな振り切った感情があって、醜さや憎しみとか狂気とか、欲望とかそういうものも経て、そんな感情を持つことが人間らしさ。それ自体が美しいと歌う曲ですね。あとは聴いてくれた人が、こんなことを考えてるのは自分だけじゃなかったんだって思ってもらえれば。
──初のフルアルバムは出来上がってみてどのような一枚になったと思いますか?
現状での名刺変わり的なものにはなったかと感じますね。また新しい表現の幅が増えたなと思います。個人的には己自身をまた音楽から垣間見ることができたし、クセや苦手な部分も発見できました。もちろん、強みや武器も再確認できましたね。
──あと、“君が死んでも、世界は別に変わらない。”というタイトルの意味にも気になるのですが。
これはそのままの意味と、“死にたいやつは死ねばいい”と突き放す意味と、“君が死んでも、世界は別に変わらないのだから、そんなにひとりで悩み抱え込まなくていいんだよ”という救いのような、ふたつの意味を込めています。
──4月5日にはレコ発リリースパーティを行ないましたが、実際に聴いた方からの反響はいかがでしたか?
そうですね、反響は少なからずありました。すごいタイトルだ!とか歌詞の面とかも。それでいて聴きやすいとも言われてるので嬉しいですね。
──そして、レコ発ツアーを経て、6月21日には三軒茶屋HEAVEN'S DOORにて初のワンマンライヴが行なわれますが。
バンドの初ワンマンということで、アルバムからはもちろん、今までの曲も演奏します。その日のタイトルが“感情殲滅”というくらい、感情を全部燃やし尽くして臨む、すごく挑戦でもあるし、冒険でもある日なので、ぜひ遊びにきてもらえたら嬉しいです。このツアーで得たものを見せられるかと思います。
──最後にメッセージがあればひと言お願いします。
このアルバムを通して何かを感じてもらえたらいいなと思っています。全ての人に届かなくても、必要な人に届いてほしいなと。好きか嫌いかで構わないので。好きだなって思ってくれた人はツアーファイナル、初ワンマンにてお待ちしています。
取材:高良美咲
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