2014-06-08
THE ORAL CIGARETTES、地元奈良にて初のワンマンショー!
THE ORAL CIGARETTESの初となるワンマンライヴが、6月5日に彼らの地元である奈良のNEVER LANDで開催。キャパ250名の会場に対して1000名以上の応募が殺到したというプレミア公演となった。
ライヴに先立って、まずはオープニング映像が映し出される。これまでの成長の軌跡をインタビューとライヴ映像で追った内容だ。それが終わるや、真っ赤なライトとサイレンの音が響き渡り、メンバーがステージに登場する。歪んだギターがかき鳴らされ、「ただいまより、奈良バーランドにて初のワンマンショーを始めたいと思います」という山中拓也(Vo/Gt)のMCとともにライブがスタート! いきなり「mist...」をブチかまし、激しいサウンドがオーディエンスを直撃すると、オーディエンスも一気にヒートアップ。ドラムがダイナミックに叩き込まれ、ギターの軽快なフレーズがタテにノらせて、歌うようにうねるベースラインが身体をヨコに揺らす。オーディエンスを煽りながらも、全体を(ある種の冷静さを持って)見渡し、把握する山中の鋭い視線が印象的だ。その後も、妖しげな、夢とうつつの合間の物語が音楽となって立ち上がり、その世界観にぐぐっと引き込んでいく。
MCタイムになると、フロアから「オーラルおかえりー!」という声が飛び交ったのは、彼らが地元に愛されている証拠だ。「大仏、鹿、オーラルと、奈良に来る三大理由になれたらと思います」と話しつつも、この春には上京した彼ら。「上京して2ヶ月なんですけど。東京でホントに痛感してるのが、オレらをこうやって受け入れてくれる人がまだまだ少ない。そういう状況でライブするのは楽しいんですけど。逆襲するんだって、ずっと思っていて。この4年間、ずっと番狂わせしてきた。最初オレらがここでライヴしたとき、5~6人くらいしか(お客さんが)いなかったから。どんどん次のステップへ、番狂わせできたらと思ってます。見にきてくれて、本当に、本当にありがとうございます」。
「オーラルの歴史を辿っていきたいと思います。昔の曲から新しい曲まで」と、懐かしい曲から7月16日にリリースする新曲まで、歴史を振り替えり、これからを示唆するセットリストを展開。「好きなように遊んだらいいよ。自分がどういう気持ちをライヴハウスに持ってくるか。それを自分なりにどう解消するか」というMCに続いて、「新曲でもいけるよな?ついてこい!」と、メジャーデビューシングルとなる「起死回生STORY」を放つ。ダンサブルなビート感にギターが鋭角に切り込んでいき、緩急織り交ぜつつ疾走していく。続けて「ただいまより、今年一の、大きな大きな大魔王を参上させたいと思います」というMCに導かれて、待ってました「大魔王参上」。見渡す限りのクラップと大合唱! 飛び跳ねてもみくちゃになって、そこには笑顔しかなくって。そのままなだれ込むように「最高のキラーチューンを」と「Mr. ファントム」。ピークと思っていたところから、さらに熱狂的に上昇していく! そしてラストは「エイミー」。オープンマインドな、ポジティヴな気持ちが充満する。「しんどいときは、いつだって逃げ込んできたらいいから。オレらが全力で受け止めるから。ひとりで辛い思いしないようにな」。そう話しながらオーディエンスを見つめる表情がとても嬉しそうで、あたたかくって、清々しいのが印象的だった。
アンコールの前には、7月23日に同じく奈良NEVER LANDで決定したワンマン追加公演がアナウンスされた。そこから「オーラルが一番最初に作った曲」という「幕開け」が演奏され、「最後は踊って終わろう!」とダンスナンバー「N.I.R.A」へ。最後の最後で酸欠必至の大爆発! 「I can music Don't stop the magic/世界を変えれる気がしたんだとさ」という歌詞でライヴを終える、ということ。そう、彼らのストーリーは始まったばかり。これからどんな番狂わせを見せてくれるのか、楽しみで仕方ない。
TEXT:中谷琢弥
PHOTO:河上良
■「THE ORAL CIGARETTESワンマンライブ ~唇ワンマンツアー2014の巻~」
7月18日(金) 渋谷 CLUB QUATTRO
7月19日(土) 愛知 CLUB UPSET
7月21日(月) 大阪 Music Club JANUS
「THE ORAL CIGARETTES ワンマンライブ 奈良公演
~唇ワンマンツアー2014 地元で再度ダメ押し追加公演!の巻~」
7月23日(水) 奈良 NEVER LAND
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新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者